【感想・ネタバレ】これだけ! Hou Ren Sou(報連相)のレビュー

あらすじ

これまで個人の、それも新人のビジネスマンのスキルとして扱われてきた「報告・連絡・相談」。そのため、「当たり前のことでしょ」と軽く扱われがちな反面、実は実践できていない、という人も多いでしょう。
本書でお伝えするHou Ren Souとは、リーダーやマネジャーのための、チームのコミュニケーションがみるみるスムーズになる報連相のことです。
報連相がスムーズにできるようになれば、ささいなミス・トラブルが減り、期待通りの成果を得ることができます。すると、自然と成果も上がるようになるので、チームの評価もグンとアップします! いつもの仕事のワンランクアップをお助けする一冊です。

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Posted by ブクログ

タイトル通り、職場における報連相に関する本。
様々書かれていたが、強調したかったと思われる点は、「相手に伝える情報を選別すること」だったのかなと思う。一言で言ってしまえばだけど。
報告するとき、連絡するとき、相談するとき。それぞれに適切なタイミングがあり、求められている情報がある。気をつけなければならないのは、自分の意図と相手の求めている情報において、どれだけのギャップを抱えているか。自分が重要だと思うことと、相手が重要と思っていることは異なっていることもある。また、自分が発言したことの意味が正しく伝わっていないこともある。

冒頭で、職場の失敗の原因をコミュニケーション不足に求めることは都合のいい言い訳ではないか、という記述があった。本署を読むと、それはある程度正しく感じられた。コミュニケーションも仕事と同様に、目的や方法を踏まえれば改善する。報連相ができるようになる。
抱えている仕事に関して、相手はどのように考えており、自分はどう考えているのかという部分が強く意識できていれば・・・ということかな?

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2019年04月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

報連相についてまとめた本。
正直、目新しさはないが「うん、確かにそうだよね」と
思える内容が多い。だが、どれだけの人がこれを本当に実践しているかは甚だ疑問である。報連相だけで一冊にまとめているというのも珍しく(後半は仕事の仕方になっているが)、しかも読みやすいので、報連相が出来ていない人に読んでもらうには凄くよいと思う。

<メモ>
・人は何でもコミュニケーションの問題にする
・コミュニケーションは話す量ではなく質
・伝えたと伝わったは意味が違う
・報告は指示、依頼に対して事実をそのまま伝える事
 連絡は事実情報展開、判断や解釈はケースバイケース
 相談は意見やアドバイスを求める
・コミュニケーションが上手く出来ている時は双方発言
・何を伝えてほしいかを伝えてから報連相をもらう
・リマインドは大切。逆にリマインドされる人は報告タイミングが遅い
・事実と憶測は分けて報告
・人が行動を継続するにはフィードバックが重要
・トラブルは誰がではなく、何があったか。責任追及をすると報告されなくなる
・一連の業務には次のアクションが必ずある
・エビングハウスの忘却曲線
・メンバーに何を言ってもダメ、何度言ってもダメな時は、まず自分の意識を改める
・トラブルで一番の問題は情報収集しないこと

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2014年05月25日

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