【感想・ネタバレ】私の日本古代史(上)―天皇とは何ものか――縄文から倭の五王まで―のレビュー

1,320円 (税込)
924円 (税込) 5月2日まで

4pt

3.3
3件
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Posted by ブクログ 2013年04月15日

著作集をすでに読んでる人からすると、簡易版に見えてしまうかもしれない。新しいアイディアも盛り込んであるようで、著者の年齢を考えると素晴らしいと思う。
プロ・アマ関係なく勉強になる本という感じ。

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Posted by ブクログ 2013年07月01日

この本で、古代日本史にはいまだ数多くの論争がある事を知る
著者の自説についてはことごとく説得力薄いために全部保留
この程度で第一人者っていうのはかなりマズくないですか

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Posted by ブクログ 2013年02月21日

「売らんかな」のキャッチフレーズには閉口

著者の長年に亘る歴史研究の総決算というべき通史の前半部である。「天皇とは何者か」、という惹句につられて読みはじめたが、その回答などどこにも書かれていないので閉口する。
こういう「売らんかな」のキャッチフレーズは、たいてい出版社の担当者が考えるらしいが、本編...続きを読むの内容とはうらはらの羊頭狗肉の代物が多いので要注意である。

しかし「倭」とは従順の意味であると聞くと、なるほどそれで現代の本邦の人々も様々な矛盾と軋轢に真正面から対抗せず、側面から中和しようとする性向もおのずと頷ける。

まずは大和地方に本拠を置いたヤマト政権が、次は現在の大阪・河内地方を深耕し、次いで播磨・葛城・吉備・出雲・筑紫へと西に向かって侵攻していったとする説もはなはだ興味深いものであるが、そのトバ口では丹波の英雄「玖賀耳之御笠」が、政権が派遣した丹波道主命と園部・綾部・福知山辺りで激戦を繰り広げたのであろうよなあ。

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