あらすじ
【イラスト付き】 刑事の小山臣は、人気画家で恋人の秀島慈英とともに赴任先の小さな町で暮らしている。ある日、慈英の従兄・照映がふたりのもとを訪れ……。慈英十三歳、照映十八歳の夏が語られる書き下ろし「ネオテニー〈幼形成熟〉」、商業誌未収録作「やすらかな夜のための寓話」「SWEET CANDYICE」「MISSING LINK」「雪を蹴る小道、ぼくは君に還る」を収録。
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Posted by ブクログ
慈英×臣シリーズの番外編的なもので、
『やすらかな夜のための寓話』は、『しなやかな…』から約1年後、
『SWEET CANDY ICE』は、それからさらに約半年後の夏、
『MISSING LINK』は、『SWEET CANDY ICE』と同年の秋、
…とここまでは、『しなやかな…』から『ひめやかな…』 の間にあった出来事。
補足的な内容なので、読めば読んだで『しなやかな…』と『ひめやかな…』とは違った場面も見ることができるけれど、大きな局面はなくストーリーはそれぞれに独立しているため、読んでも読まなくても…という感じ(^_^;
『雪を蹴る小道、ぼくは君に還る』は、『ひめやかな…』の直後ということだけれども、
時間軸はニューイヤーという以外は特に感じなないので、『ひめやかな…』を読む前に読んでも違和感はない。
『ネオテニー<幼形成熟>』は、『あざやかな…』後の出来事で、『雪を…』も併せて今後の作品に関連する人や物があるので、シリーズを読むにあたっては、読んでいた方がいい作品。
本作品…というか、このシリーズは大好きだけれども、『やすらかな夜のための寓話』は特に胸を打つような内容や特記するようなこともなかったので、☆4つ。