【感想・ネタバレ】管理会計の基本 この1冊ですべてわかるのレビュー

あらすじ

「管理会計」の解説書というと、専門的な内容のものや、どちらかというと学問的なものがほとんどですが、本書は、現場で活かせる「管理会計」の基本を、たくさんの事例を交えながら紹介しています。
たとえば、コーヒーショップを例にした値段の決め方や商品戦略の立て方など、シミュレーションを通して、管理会計を身近なものに感じてもらいながら、会社の数字を実際に経営に役立ててもらえるようにしています。
また、全体像のつかみづらい管理会計を体系化して解説しているので、この1冊で管理会計が確実につかめます。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ビジネスパーソン向けの会計の本というのは、5年ぐらい前から現在に至るまで、様々なバリエーションで刊行されています。
ビジネスパーソンが、リテラシーとして財務三表を理解するようなものや、
その表現の仕方として、漫画や小説などのストーリーで理解させるものなど。

本書は、経営分析のための管理会計を、ビジネスパーソンが専門知識不要で理解するための、実務書となっている。

詳細は、損益分岐点分析から始まる管理会計入門、変動損益計算書の活用、原価管理のポイントが主要部分。

『ビジネスモデル・ジェネレーション』のビジネスモデル・キャンバスでいうVP(価値提案)は、管理会計的に捉えれば、

VP(価値提案)=付加価値=限界利益(売上高-変動費、固定費+利益)

と捉えている。

最後の2章では、短期的意思決定、戦略的意思決定に役立つ考え方というまとめで、経営に活用できる管理会計手法を解説している。

ビジネスモデルを検証する、新規事業に投資するか否かの判断をする、事業計画の途中に進捗を確認し計画を修正するなど、使える管理会計に関しての解説が易しくされている。

オススメです。

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2012年09月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

実務への応用にページを割いてある分、この本に書いてある知識は、理解してから活用しやすい。

例えば、営業が顧客から無理な値引きを要求された場合に受注すべきか判断する際、感情論ではなく数字で考えることもできるようになると思う。

0
2014年06月27日

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