【感想・ネタバレ】[新訳]ガリア戦記・上<普及版>のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ユリウス・カエサル自身が書いた、ガリアを平定した際の戦記。ただの戦記にあらず、その土地の地勢や風習、戦争の様子から武器の細かい様相までが事細かに書かれている。カエサル自身はこれをガリア平定後に出版させているから政治的な意図もあったのだろうけど、それとともにカエサルの文才がよくわかる読み物としても良くまとめられてます。文字を追っていくだけで当時の戦況や生活がイメージできます。
本の冒頭に書かれている当時の治世等の説明がちょっと長く、塩野七生「ローマ人の物語」をさきに読んだせいか、カエサルのイメージもちょっと違っていてモヤモヤした感じでしたが、本編に入ったらそんな説明なんか関係なしに面白かった。後編も期待。

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2013年08月11日

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