【感想・ネタバレ】辞書を編むのレビュー

あらすじ

【右】【愛】【萌え】【キャバクラ】……。国語辞典を引くと、辞書によって語釈の特徴が違う。われらが『三省堂国語辞典(サンコク)』は、誰にもまねできない語釈をつけたい。でも、どうやって?――『サンコク』の改訂に追われる辞書編纂者が、辞書作りの実際を公開。街なかでの用例採集、見出し語の取捨選択、中学生にもわかる語釈の執筆など知られざるエピソードを通して、ことばの奥深さを知る一冊。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

まず、書評をば。
読みやすく、辞書編纂への思いが感じられる。愛のある一冊。
これから先、有難さを頭の隅に感じながら、辞書を引かせて頂きます。

そして、著者 飯間氏に届けたい。
作中のパート「紙の辞書はなくなってもいいか」で、紙のよさを示す部分があります。

僕が書斎からデジタルを排除し、紙の辞書を持っている最大の理由がそこにはありません。お気づきでしょうか。
スマホ辞書は書斎では邪魔なのです。
言葉の意味を引くつもりが、逆に通知欄に

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2018年02月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

飯間さんの誠実な人柄が「読ませる推進力」になり、結果、辞書編纂という作業の面白みが伝わる、とても美味しい読書。
本書を要約すれば、生きた言葉を平易に説明、という編纂方針に尽きる。
その具体例が膨らみを持って紹介されるのだが、細かく教えて貰えば貰えるほど興味が湧く。
こんこんと泉のように。

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2017年03月06日

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