あらすじ
【右】【愛】【萌え】【キャバクラ】……。国語辞典を引くと、辞書によって語釈の特徴が違う。われらが『三省堂国語辞典(サンコク)』は、誰にもまねできない語釈をつけたい。でも、どうやって?――『サンコク』の改訂に追われる辞書編纂者が、辞書作りの実際を公開。街なかでの用例採集、見出し語の取捨選択、中学生にもわかる語釈の執筆など知られざるエピソードを通して、ことばの奥深さを知る一冊。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
まず、書評をば。
読みやすく、辞書編纂への思いが感じられる。愛のある一冊。
これから先、有難さを頭の隅に感じながら、辞書を引かせて頂きます。
そして、著者 飯間氏に届けたい。
作中のパート「紙の辞書はなくなってもいいか」で、紙のよさを示す部分があります。
僕が書斎からデジタルを排除し、紙の辞書を持っている最大の理由がそこにはありません。お気づきでしょうか。
スマホ辞書は書斎では邪魔なのです。
言葉の意味を引くつもりが、逆に通知欄に