あらすじ
バカが全裸でやってくる。僕の夢は小説家だ。そのための努力もしてるし、誰よりもその思いは強い。しかし努力と環境では、才能は覆せない日々が続いていた。お話をつくることを覚えた子供の頃のあの日から、僕には小説しかなかった。けれど僕は天才じゃなかった。小説家になりたくて、でも夢が迷子になりそうで。苦悩する僕のもとにやってきたのは、全裸のバカだった――。大学の新歓コンパ。そこにバカが全裸でやってきた。そして、これが僕の夢を叶えるきっかけになった。こんなこと、誰が想像できた? 現実は、僕の夢である 『小説家』 が描く物語よりも、奇妙だった。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
本当にバカが全裸でやってきますwww
ってどれだけの人がレビューにかいちゃうんだろう。
単に小説として読んじゃうとそんなにおもしろくないかもしれない。
表紙とあとがきを含めて一つの作品になっちゃってるというもの。
ひたすら小説バカばっかりの主人公たち。
どうみても著者の自虐ネタだったり、実体験もまざってるだろうけど、フィクション。そうこれはフィクションです。
そうしてだいたいみんな全裸です。無茶しがやがって!!
そうして問題作たる理由が全裸。じゃなくて、きっとラノベ業界の真実がかかれているからなのでしょう。
この作品をよみおえてみると、小説かいてみたいなー。とか、ひきこもって全力で仕事したいなーという気分になりました。
ええ、熱血ですとも、鬱ですとも。
Posted by ブクログ
「人間力」を強く意識させられる作品だった。
もっと力が必要だわ自分。。書店にて新品購入。
みーまーファン的視点でもちらほら見た名前が登場してうれしい限り。
Posted by ブクログ
第1章だけは面白かった。主人公の「僕」と「バカ」のやりとりが楽しかったのだけど、第2章で視点が変わってから急激に冷めてしまった。幽霊作家が登場してからはさらに冷めてしまった。大人の一人称にしては、地の文が浮ついている。
そしてある登場人物が現れた瞬間、作者の仕掛けに気付いてしまったので、最後まで読んでも第1章を読み直したくはならなかった。ライトノベルよりはしっかりしてるかもしれないけど、一般文芸として出すには詰めが甘いような。
でも、ラストはよかった。なので、面白いか面白くないかしか感想がないとしたら、まあ、面白かった。でいいか。