【感想・ネタバレ】昨日は彼女も恋してたのレビュー

あらすじ

小さな離島に住む僕。車いすに乗る少女・マチ。僕とマチは不仲だ。いつからかそうなってしまった。そんな二人が、島に住む変わったおっさん(自称天才科学者)の発明したタイムマシン(死語)によって、時空を超えた。はじめは二人はどこにいるのかわからなかった。なぜなら、島の景観なんて、十年やそこらじゃあまり変わらないから。僕たちが 『過去』 に来たと分かったのは、自分の足で全力で向こうから走ってくる、『小さいマチ』 を見たからだ。僕は驚き、そして思いつく。やり直すことができると。ずっと後悔していたことを、この、過去という 『現在』 で。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

難しいことを考えているうちは、簡単なことができなくなる。
簡単なことのできないやつは、難しいことができない。

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2016年03月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

小さな離島・針島に住む僕と、車椅子に乗る幼なじみのマチ。僕とマチは、小学4年までは仲良かったが、ある事件をさかいに仲違いしてしまう。
島のマッドサイエンティストが作った軽トラ型のタイムマシンに乗って、9年前にタイムスリップした僕とマチ。
小さなマチを見た時、僕は思う。事故にあう前のマチ。もしかしたら、やりなおせるかもしれない・・・と。


バック・ツウ・ザ・フューチャーばりの変人科学者・松平が面白い。小さなニアとマチの元気な姿はバカでかわいいし、僕のおばあちゃんもいい味をだしている。
なにより、僕がマチを純粋に好きでいる思いが伝わるラブストーリー。

入間人間の作品ははじめて読んだけど、面白かった〜!
「明日も彼女は恋をする」も楽しみ。

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2014年02月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あらすじに惹かれて&ここでの評価が良かったから手にとってみた

あらすじから、マチの怪我はニヤが原因の一つになってるのかと思いきや、そんなことはなく
また、9年前の喧嘩も正直大したものじゃなかった いや、でも、きっと9年前の二人にとっては大喧嘩だったんだろうな・・・

全体的にはニアとマチの二人のやりとりはもちろん、それぞれと9年前の二人とのやりとりも面白かった
四人のやりとりもよかったけど、大きいニアと小さいマチ、大きいマチと小さいニアの組み合わせもそれぞれによかったなぁ
小さい二人の手に取るように分かる好意がまた可愛かった

ニアとおばあちゃんのやりとりは微笑ましい一方で、今のおばあちゃんのことを思うと切ない感じだったなぁ
帰る時が迫って、ニアが真実を伝えたのを二人して冗談って言ったところは、ニアと一緒に泣いてしまった
今はもう自分のことを覚えてくれてない人に、今の自分を見てもらえるって、幸せでも悲しいことなんだろうなぁ

マチのキャラを掴むのに少し苦労したのもあって、マチよりもニアの方が好きかな
でも、小さい頃のマチはすごく可愛くて好き
マチとニアが昔の自分を見て、そして一緒に過去で時間を過ごして、二人の心境が変わっていくのは、細かくは書かれてないのに、感じられる
ちょっと不思議な感じ

それが最後あんな展開で・・・二人のタイムトラベルがどんな影響を及ぼしてああなったっていうのか
全く想像がつかないから、すぐにでも後編を読もうと思う

後編も一緒に買ってきた自分を褒めたい気分


入間人間さんの本は初めて読んだけど、個人的に今までにない感じの書き方で、面白いなと思った
最初は"今度からは文体も気にしないと"って軽く後悔したけど、慣れちゃえば、結構好きかもしれない

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2012年08月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

言えなくて後悔してることってあるよね。
やり直しの代償が、凄く大きくて衝撃大だったのではよ下巻買わねば。

日常パート(といってもタイムスリップ後だから日常ではないのだけど)の進まなさ具合の安定感が良かった。話の内容も実時間的にページをめくる手も進まない、入間氏独特の日常パートの進まなさ具合。
人物描写を着実に積み上げて行ってるので話が動いた時のカッチリ嵌る感がいつもながらたまらない。

あとやっぱり左氏良いよなあ。。
入間左コンビが凄く好き。

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2012年05月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【小さな離島に住む僕。車いすに乗る少女・マチ。
 僕とマチは不仲だ。いつからかそうなってしまった。そんな二人が、島に住む変わったおっさん(自称天才科学者)の発明したタイムマシン(死語)によって、時空を超えた。
 はじめは二人はどこにいるのかわからなかった。なぜなら、島の景観なんて、十年やそこらじゃあまり変わらないから。
 僕たちが『過去』に来たと分かったのは、自分の足で全力で向こうから走ってくる、『小さいマチ』を見たからだ。
 僕は驚き、そして思いつく。やり直すことができると。ずっと後悔していたことを、この、過去という『現在』で。】

『探偵・花咲太郎は閃かない 』があまりにも面白くなく、
不快とさえ感じたので、以来著者作品はスルーしていたのだが、
書店で推されていたことと、ネットでもなかなかの評判だったので、好奇心を押さえられず、期待「薄」ながらも購入した次第。

タイムトラベル&恋愛モノのミックスで、根本SFはニガテながらも、悪くない。

下巻が楽しみ。

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2012年05月12日

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