あらすじ
受かるも落ちるも、親次第!?<花まる学習会>の塾長が教える合格への準備と親の心得私立中学に通わせるか、公立中学に通わせるか――人生の大きな二者択一に、親は子どもの一生を決めてしまうような気がして悩んでしまうもの。絶対に合格させなければ! といくら親ががんばっても、うまくいくとは限らない。むしろ思い通りにいかないことばかり。本書では、20年以上さまざまな家庭と接し、その後の成長を見届けてきた著者が、母親の本音、父親の本音、受験をする我が子の思いを代弁する。教え子の成功パターン、失敗パターンを紹介し、学年別にしておくべきことを細かく解説。子どもにとって本当の幸せとは何か。考え続けてきた結果のすべてをまとめた一冊。
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Posted by ブクログ
息子はまだ小学3年生なので、中学受験について意識はしていないが、知らないよりは知っていたほうが良いだろうということで購入した本。
中学受験の是非や塾の是非を書いているのではなく、子供の個性と親がどのように考えているのかによって、選択肢がかわりうるということをきちんと押さえていることについて好感を持ちました。
そのうえで、塾の活用方法が記載されています。
父親の子供や配偶者へのかかわり方も勉強になります。
中学受験をさせたいという親は一読することをお勧めします。
Posted by ブクログ
メシが食える大人にする。やりたい事を見つけて、なりたい自分になれる大人にするっていうのが、同感。私の子育ての根底にあるものと同じだと思う。
ただ・・・早生まれは不利・・・が引っかかったかなぁ。
そりゃそうだと思うけれど、早生まれの娘を思うと辛い。
あと伸びする子育ての中に受験するという選択肢もあってもいいかもしれない。受験するなら金銭的にも覚悟しないといけない。
そこがかなりネック。授業料だけでおさまらない。色んな事を考えさせられる1冊。
Posted by ブクログ
幻冬社エデュケーションの「危ない中学受験」と合わせて読んだ。前者がファクトデータを提示し、克服すべきことが書かれているのに対し(算数でつまづく子が出やすいのは4年生から 等)、こちらは中学受験と高校受験どちらが良いかを考えさせる前提から入り、中学受験するとしたらどう進めるかの大枠が書いてある本。
ノートは授業、演習、復習、言葉の4つ作るという具体的示唆と、4.5.6各学年でどう進めるかの大枠が学びになった。要は、親は焦らず、機嫌よく寄り添い、復習ノート作りぐらいを手伝う、どの中学でどう育って欲しいのかを見極めてあげるのが大事という感じかな。大人になっても使える、自主的に計画して推し進め中学受験を成長促進の術として使うぐらいの心持ちで、という点も心に刻んでおきたい。