あらすじ
報復の連鎖は、止められたのか……金沢市のミステリーカフェ「謎屋珈琲店」を舞台に、店主の峰月響介と友人兼ビジネスアドバイザーの樫原明が贈る珠玉のヒューマンミステリー、開幕!
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Posted by ブクログ
運営ノウハウとミステリーを楽しめる新感覚の小説。
個人的にはかなり面白かったです。
違和感がある中、謎が次々と現れてしっかり全てを回収してくれる爽快感も良かったです。
また、ミステリー小説なのに経営ノウハウも学べるのも面白い観点でした。
人を雇う大変さや、人の裏側や心理状態など大変さもすごく感じました。
「盗人にも五分の理」の考え方も人の視点によって考え方が分かるのだなっと学びもあります。
ミステリーだけではなく色々な要素を楽しみたい人にはおすすめの小説です。
Posted by ブクログ
ミステリーとしてもちろん楽しめるが、経営者に求められる視点や登場人物各々の考え方、個性など色々学び、感じるものがあった。HSPである主人公が見る世界の捉え方は痛いほど分かる。客観的に見ても生きづらいよな、と改めて感じた。本を読み終えてから、謎屋珈琲店が実際に存在することを初めて知った。是非足を運んでみたい。
Posted by ブクログ
読み終わって何となく釈然としない気がするのは何故だろう。何かが不足しているような気がしたが、少し置いてみると逆に欲張り過ぎで、焦点が絞り込めないからか、とも思ったり。設定は良くできているし、テーマも現代的でそれはアリだと思うのだが、おそらく登場人物の誰にも共感できないからかとも思う。語り手である店長の有り様が殊更に強調されていて、なおかつ矯正すべきものとされているところがやっぱり引っ掛かるのかなぁ?途中で出題されるクイズ?謎解き?はシンプルで良くできているので、実店舗には行ってみたい気もするが、こういう描かれ方をしていると、ちょっと腰が引けてしまう。
Posted by ブクログ
主人公が作者名であったことにまず驚かされた。内容も非常に練られており、あっという間に読み終えることができた。2025年の印象に残る1冊になった。
Posted by ブクログ
謎解きができる珈琲店が舞台。タイトルからは日常系ミステリーを想像していたけど、全然違った。
一応、全編通してSNSでの炎上事件があるのだけど、店主が抱えるHSPの生きづらさ、マルチ商法、経営学‥と、なんだか盛り沢山過ぎて、物語の輪郭がちょっとぼんやりしている感じはする。
ただ、店主の峰月と、峰月の幼馴染でアドバイザーでもある樫原のコンビは楽しいし、人間ドラマとしては面白いと思う。
願わくは、このコンビによる謎解きの短編集を読んでみたい。
読み終わって著者紹介のところで、「謎屋珈琲店」が実在すると知った。いつか行ってみたい。
Posted by ブクログ
カフェが舞台なら多分“ほのぼの系”だな、と思っていた。
とんでもない。
SNSの炎上、HSPの生きづらさ、マルチ商法の罠など扱うテーマは意外とシリアス。
心の柔い部分を刺激するような真相も用意されており、読んでいて少し胸が痛くなった。
一方で、カフェ経営のノウハウやマーケティングの手法を分かりやすく説明する場面があったりする。
こういう『ミステリー』『人間ドラマ』『経営指南』『自己啓発』と一つのジャンルに留まらないところは面白いなと思った。
実在の珈琲店が舞台というのも良いよね。
謎解き云々ではなく、純粋にこの店のメニューが気になる。