あらすじ
「すきなヒトと一緒にいたいって思うのは、それは自然なことじゃないのか?」女の子としか付き合ったことのない妹尾(せのお)は、ふとしたきっかけでゲイの小説家タカタを好きになった。けれど、性格も環境も何もかも異なる二人の間には微妙に温度差があって…。ひとつになれない男どうしのせつない想いを細やかに描いた珠玉のラブストーリー作品集。
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Posted by ブクログ
なんしかサイト巡りしてたらたどり着いたHP、オリジナルの漫画とかも好みでずっと追っかけてたら単行本が出たので購入。(流れが長い)
あ、ほんつなブログでも感想書いてら。以下コピペ。
短編作品集、連作もあり。
全ての作品は、あとがきの一文に集約されている、と思う。
曰く、
「ハッピーエンドじゃない」≠「アンハッピー」。(要約)
鋭く、切なく、時折背筋が寒くなる狂気すら漂わせている、だけど、「アンハッピー」ではない。
お友達の結婚式前夜話と、ピアニストのお話が特に好き。
Posted by ブクログ
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「好きの温度差、
すれ違う思い、
一緒にいるのに片思い。」
傷ついたり傷つけたりして
人を愛する男達の
ハッピーエンドじゃない話。たち。
【スウィートベイビー、ヘヴィーベイビー】
最後まで強がった男と
最後まで言わずにいた男と。
最後のページ、きゅう、てなる。
【ソリスト】
ピアニストのコンクール直前の話。
【幸福な男】
クマオだ!←
、
Posted by ブクログ
BLを描いた若干表情豊かな魚喃キリコ。魚喃キリコがBL描けばくそ萌えるのになあ...というサブカル系寄り腐女子の夢をかなえてくれた素敵な作家さんです。
Posted by ブクログ
エロくはない。が、雰囲気が独特で読後感は悪くない。短編集なので次の収録作が前の短編の続きキャラなのか?と一瞬迷う。キャラ絵が同じに見えてしまう自分がイケてないのかも…。
Posted by ブクログ
イシノさんはとても大好きな作家さんです。
「room share」が一番好きですが、「椿びより」も大好きです。
大体、好きな作家さんは当たり前ですが作家買いするのですが、イシノさんは時々個人的には苦手なタイプの痛い話をガツンとか描かれるので、買った後で「今回はこれか!」と叫ぶ事があります。
これが、そのタイプのコミックスでした。
だからといって決して嫌いではないのですが、リアル過ぎてつらいというか。
BLは虚構を楽しんでいるので、自分はある程度作り物の安心感が欲しいのだろうなあと思っています。
表題作はそこまでではないですが、売りの子や痛めつけられたい子の話がちょっと重いです。
この重さも本来は嫌いではない筈なのですが、イシノ作品にこの方向を求めていないのかも。
「ソリスト」と「幸福な男」は好きです。
特に後者は、「my dear」に繋がって(?)います。