【感想・ネタバレ】八百万の神に問う4 - 冬のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

読めて良かった。
本当に読めて良かった。
このキャラたちとの別れは辛いけれど、読めて良かったです。
爽やかな読後感。すごい。幸せになる読後感でした。
イーオンも死ななかったし。さて彼女はヤコウとトウロウどちらを選ぶんでしょうか。わくわく。
あとがきに心打たれました。私事で恐縮ですが今ちょうど絶望の淵に立たされていて、切ないし怖いし悲しいし、でも、読めて良かったな、何かを受け取った気がするなと思いました。
これから多崎さん作品をぜーんぶ読み尽くしたいと思います。本当にCノベルスだけではもったいない方だと強く強く思います。
多崎さんのような小説を書きたい。

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2015年01月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今までより軽めで、ということで書き始めたというシリーズです。1,2巻は独特の世界観に慣れていないせいもあって、設定がわからないまま読んでました。3,4巻になると世界観も理解できて話に集中できた気がします。
確かに雑談も多めだし、犠牲が少ないので軽めでしたが、物語の根幹である人と人が対話する、言葉を紡ぐ部分はきちんと重みがありました。
ちなみに、多崎さんの過去作で感じたやるせなさはあまり感じられなかったので、物足りなかったです。読後感が一番いいので良いはずなんですが、多崎さんに求めるのは軽さではなく重さなんだなと感じた作品でした。

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2024年04月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最終巻。
イオンとヤコウの楽土の存在を賭けた音討議。
シン少年の成長と旅立ち。
少ししんみりとしつつも柔らかい終わりでした。
トウロウが多少不憫に思えるのですが(笑)、まあしょうがないですよね。
楽土を出たシンとトウロウの物語もちょっと読んでみたいなあ、と思いました。

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2014年09月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

第5章終盤から先の流れは実に心地よい。
そしてラストの旅立ちのシーンは泣きそうになった。

多崎さんの作品の中ではコミカルな描写が多かったかな。
それはそれ、面白かった。
最終巻はカタルシスはあまりなかったけれども、登場人物の成長が見て取れて嬉しかった。

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2014年05月13日

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