【感想・ネタバレ】原発ゼロ社会へ! 新エネルギー論のレビュー

あらすじ

電力会社が述べ立てる数字を鵜呑みにしてはならない。原発などなくても電気は足りる。なぜなら、原発分を補って余りある新エネルギー技術が、すでに開発されているからだ。工場エンジニア出身で、かねてからエネルギー問題の研究に注力してきた著者が、最新のデータと知見を動員して「原発がもはや無用の長物である理由」を具体的・徹底的に解説。また、自然エネルギーに過度に期待する風潮にも厳しい批判を加える。これが「脱原発のリアリズム」だ!【目次】序章 関電の電力不足騒動/第一章 発電の方法はいくらでもある(民間の発電能力)/第二章 熱エネルギーの有効利用が日本の活路を拓く(コジェネ)/第三章 化石燃料の枯渇説は崩壊した(ガスの未来)/第四章 自然エネルギーを普及する真の目的/第五章 地球の気温と電力コストの予測/あとがき

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Posted by ブクログ

ネタバレ

天然ガスの埋蔵量は増え続け、数百年分はある。したがってガスコンバインドサイクル火力発電を主力にすれば原発分の発電量はまかなえる。自然エネルギーへ置き換えようとするのは現状ではまだまだ時期尚早で、逆に推進派に利用されかねない。というのが主旨。原発が危険なのは既に言うまでもないことで、経済性で動く人たちに対する効果的な主張を考えているようだ。

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2013年01月10日

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