【感想・ネタバレ】木曜日のフルット(10)のレビュー

あらすじ

石黒正数が描く現代の童話。ニンゲンみたいなネコとネコみたいなニンゲンが下町で繰り広げるダメかわいい日々を、た~っぷり73本収録!!

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主人公のフルットは、人間に餌付けされつつ自称「野良」の半端な猫である。エサをくれる一応の飼い主は鯨井先輩。安アパートに居を構え、ギャンブルに興じるちょっぴり残念な大人の女性だ。
フルットの自由気ままで時々シビアな野良猫生活と、鯨井先輩のやっぱりちょっぴり残念な人間生活が、独特の画風と視点で描かれる。

私のおすすめは、1巻で野良仲間と釣りをする話。川底に釣り針が引っかかり、「おれは地球を釣ってしまったということか!?」と妄想。釣り上げると地球が太陽に飲み込まれるし、離すと下に落っこちるし…と、恐怖に震える姿が愛らしい。
釣りの最中に針が川底に引っかかるなんてよくある話だが、それがフルットの視点を通すとこんな物語が広がっていくのかと驚かされる。さらにわずが2ページでオチをつける構成力にも脱帽。読み終わる頃には誰もが、普段の日常の中に潜む想像力の種を、探したくなってくるはず。

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Posted by ブクログ

だんだんフルットと鯨井先輩の絡みが減ってきて、人間世界と猫世界の二つ話が平行する感じになってきたなぁ。

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2023年01月19日

Posted by ブクログ

超能力大戦は全くついていけなかった。
意味わからん。
辛うじてわかったのはフルットが一応主人公だということだけ。
天国大魔境も挫折したけど、こっちも怪しくなってきたなあ。

0
2024年01月19日

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