あらすじ
病気をもって生まれた<りおくん>が語る
生まれる前のこと、いのちのふしぎ……。
りおくんは、心臓と肺に疾患をもって生まれ、
これまで入院は30回以上、のべ2年にのぼります。
そんななかで、りおくんが語った不思議な話――それは、生まれる前の世界、
そしてこの世に誕生するということ。
命とは? 生きることとは? 神さまとは?……。
そんな“小さな哲学者”が語ったたくさんの言葉を、
高橋和枝さんのイラストを交え、きれいな本にまとめました。
ページをめくるごとに、心が透明になっていくのをきっと感じることでしょう。
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悲しめる喜びというのは、
悲しんだ後、また
ハッピーになるでしょ。
そのハッピーは、
前のハッピーより、
もっと大きいハッピーになる。
だから、悲しみって、
たいせつなんだよ。
(いんやく りお/『自分をえらんで生まれてきたよ』より)
* * *
しんどいとき 悲しんでいるとき
怒っているとき 苦しいとき
その感情を早くどこかに
追いやってしまおうとするけれど……
どんな気持ちも大切な想い
その想いを受け入れたとき
その想いに感謝できたとき
あぁ 生きている
しあわせなんだなぁと感じられる
前よりもっと
笑顔があふれて
* * *
人間は、生きのびるために、
生きている。
しんどいことも、
幸せなんだってことが
わかるために、
地上に下りてきたんだよ。
(いんやく りお)
**参考文献**
『自分をえらんで生まれてきたよ』
心臓や肺に疾患があり、
生まれてから入退院や手術を
繰り返してきた、理生くん。
お母さんが書き留めてきた
彼の言葉を一冊にまとめたものです。
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私の息子が小学一年生の夏に突然「お母さん、僕天国にいた時のことを思い出したよ!」といい、それはそれは詳しく生まれてくる前の天界にいた時の様子を教えてくれました。
同じような内容がこの本でも書かれてあります。
読むと心の底からあったかく、やさしい気持ちになる本です。
いま何かに辛い方、生まれてきた意味に悩んでいる方にお勧めの本です。
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心は、神様のかけら。体は、地球のかけら。
子供は、親を選んで生まれてくる親のパートナー。
胎児記憶のあるりお君の言葉を、お母さんが書き留めた。
少し前までは、将来の子供が障害を持って生まれて来たらと想像すると苦しくなったけど、今は大丈夫だなって思える。
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とにかく、子どもはすべて神さまからの贈り物と考えて接しなければならない。
生まれる前のことを知ってる子どもがいる。
魂はあるし、生まれ変わりを繰り返しながら人は学んでいる。
十年前そういうことを話すと「不思議な人ですね」「おかしいですね」「怪しくない?」など疎ましく想われがちだったし、身近な人や宗教者であっても迷信や習俗くらいにか思ってない。ので「やっぱり違うのかなあ」と心を閉ざしていましたしが、今そういうことを発信すると共感とかいい反応が増えてきた。
ので実感として21世紀は魂の時代が来たんだなあと思っていますし、自信を持っていきたいです。
ただ、中学高校大学では実証的で批判に耐えうる学問でないことは教えることができない。
いちばん大切なのは自分の心と行いを正ながら、
神や天とつながってることなのだけれども、
殆どの人がそれを忘れて「我ん張る」ことが大切だと思ってゴミのようなものを宝だと勘違いして自慢したり、苦しんでいる。
大切なことを忘れて知識ばかりになってる人は鎧でも着ているように生きるのが重たそうだし、
いくら言ってもわかってくれない。
知識や学歴よりもそっちがはるかに大切。
目や耳で見える聞こえるとかいうのでなく、やってればそれが本当だったって分かる。
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じーんとした。自分の仕事や育児、人生について悩んでいたところなので、子供を授かった意味や人生の意味を考えさせられた。自分が肯定された気持ちになってよかった。
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これはクリスマスの夜に読んで泣いた本。
私は生前の記憶はないけれど、生まれてくる前にもストーリーがあることを信じたい人間です。
素直に、りおくんの物語が入ってきました。
なかでもはっとさせられたものが「地球は宇宙のかけら。人間は地球のかけら。」私たちの存在はちっぽけです。私の悩みもちっぽけだと思えました。
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いま、お腹で命を育てているからでしょうか。
ひとつひとつが響きました。
不安でたならないとき
自信がなくてくじけそうなとき
この本に助けられています。
妊婦さん必読ですね。
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僕は死んだら魂がまた輪廻するというメカニズムを支持してますが、りおくんの言う、選んで産まれて来た、という姿勢はどんな境遇にも落ち込まない前向きな生き方に変えてくれ、世界がもっと良くなる考え方だと思います。子どもに素晴らしい未来を。地球にようこそ!
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素晴らしい本に出逢いました。
生きているだけで、奇跡なんだって。
なにより生まれてくることが奇跡で。
自分という存在を大切にすること。
そして、生きていることがいろんな幸せにつながること。
人として、とてもとても大切なことを教えてくれる、そんなステキな本です。
ぜひ、読んでみてください。
心があたたかく、幸せに包まれます。
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この本は"いんやく りお"さんが片言を話すようになってから9歳までのおしゃべり”をお母様がまとめられたもの。
私の琴線に触れる言葉があって、胸がいっぱいになった。
素直なやさしい言葉なので、心にすっと染み込んできた。
生まれる前はこんな風なのかなと想像したり、
知識ではない感覚でここまで理解できることに感心した。
いろいろなことに疲れたときに、また読み返したい。
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真実がたくさん。たくさんの命を経て今きっとこの子の魂レベルは神様なみに高いなと思う。次生まれ変わるときは人間じゃなくて天使として天に残りそう。私はまだまだしょぼいもんだ。すべては小さな粒でできている。粒子、量子でできている。その通り。みんなつぶつぶ。理系に疎い私が理系の勉強をすることになったのもきっと意味のあること、必然だったのかも。母になることの素晴らしさを感じる。あせらずぼちぼち幸せに生きていこうと思える。
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いんやくりお君は、病気を持って生まれてきました
でも、病気なのに、がんばってるね!とか、かわいそうだね!とか
そんな次元のお話ではありません。
彼は、幸せになるために病気を持って生まれてきたと言ってます
そしてりお君は、小さな哲学者のようです
幼い彼から発せられる言葉は、優しい不思議でいっぱいです。
その一言一言に、ココロがほっこりと、暖かくなるのです。
深い、真理を味わえる本です
そして、自分の狭い狭い価値観が揺さぶられる本です
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わずか9才の子に命の尊さについて改めて教えてもらいました。
生まれつき疾患のある子供を「不幸な子」としてしまうのは「大人」の勝手です。
その子にとっては「病気であること」が「普通」であり「病気であること」が「個性」なのです。
それを大人の都合で勝手に「不幸な子」としてしまえば、それこそ本当に「不幸なこと」になってしまいます。
よく「子供は親を選べない」と言いますが、よくよく考えれば自分の両親が居なければ今の自分が存在しないのであれば、子供となる赤ん坊も、親の組み合わせを選んで「この人たちに育てて欲しい」と選んで生まれて来る。という考え方も正しいのかもしれません。
そうなのだとしたら、自分がもしも親になる日が来たとしたら、「私をあなたの親になることを選んでくれてありがとう」と言えるようになりたいです。
この本はぜひ、子育てに迷っている方にはもちろん、人生に思い悩んでいる方にも読んでいただきたい一冊です。
9才の子供に改めて人生と生きること、そして、命の尊さを教えてもらえる素敵な一冊です。
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りおくんの言葉、嘘とか本当とかの捉え方を外して受け止めて読むと温かい気持ちになります。
私も自分で選んで、娘も息子もそうだとしたら家族は愛でしかないなと思う。
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お母さんのお腹の中にいた時のこと、もっと前神様の近くにいた時のこと、病院に入院してる時に生きる意味を考えていたこと…
などなど、子どもの無垢な心と純真な目を通して感じることをりおくん(主人公の男の子)の言葉で表現していて、読むと心が洗われます。
娘がおはなしできるようになったら、一度お腹の中にいた時の話を聞いてみたいな。
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・あわてても同じ。あせっても同じ。落ちついて、人生は、ゆっくりがいい。
・生きているというのは、大きな奇跡
プラスの言葉が多く出てくるので、読んでいてほっこりする。詩なので、じっくり時間をかけて、大事な何かを自分の中から掘り起こすように読んでほしい。
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内容そのものよりも、なぜ、小さな子供が、このような言葉を発するに至ったかの過程や理由の方に興味があります。
捉えようによっては、とても大きな世界観を持っていると言えると思いますが、無邪気な子どもの表現と言えなくもないと思います。
ただ、前者の捉え方の方が、いろんな意味で幸せなんだろうな、とは思います。
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私「ママのお腹の中で何してたの?」
双子妹「あのね、せまくておねーちゃんに
つぶされて、くるしかったの」
双子姉「ママのおなかのなかはあったかくて
およいでたよ」
3歳くらいの時に答えてくれました。
おもしろいですね。
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子供は親を選んでうまれてくるという。。
友人の子供が3歳ぐらいのときに
「ふわふわしたところにいて、上からパパとママが
いるのがみえたよ」と言ったって。
りおくんの言葉
「ぼくは、自分が大好きだ
自分の体が、大好きだ。
自分の体、ありがとう。」
健康でもそう思えない人もいる。
自分にありがとうっていえない人もいっぱいいる。
りおくんすごいね。
Posted by ブクログ
難病を抱えていても、明るく前向きなりおくんが、憶えている神さまのこと、生きる意味を教えてくれます。これがホントかどうかは置いといても、様々な自己啓発やスピリチュアル系の本にも書かれているようなことが、子どもの素直な言葉で書かれているので、心を打たれます。
いつか、娘にも読んであげたいです。
Posted by ブクログ
りおくんの言葉は、心に響いてふわっとやさしくなります。
私も、生まれてきたくて生まれてきたんだよね。
自分の心にもっと耳をかたむけ、
いろんな事を感じ取りたいと思いました。
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母なので。
お母さまの説明文の方に。
うるうる・・・。
じ~んって。
きました。
【心】については。
関心しました。
~心とは何か。
心とは喜びだよ。~
~心があるからこそ、
ぼくたちは生きていかれる。~
~心があるから、
生き抜ける。~
~人は、心をさわらないと、生きていかれない。
自分自身で、心の手で、心をさわっている。~
そして
忘れていた【喜ぶ】ことを
教えてもらった気がするわ。
Posted by ブクログ
やわらかい印象の背表紙に惹かれて読んでみることにしました。
はじめは、キリスト教の下でこのような思想を持った子どもの発言かと思っていましたが、まさか日本の子どもの発言だと思っていなかったので驚きました。
胎内記憶を語るりおくんのことばにひとつひとつにうなずいているうちに、少しずつ心が楽になっていきました。
特に印象に残ったのは
「 悲しめることはしあわせなこと。」
というフレーズ。
こんな考え方もあるんだなぁと、新たに気付かせてもらいました。
この本を読んで良かったと思います。
Posted by ブクログ
以前栞菜が「わたしは産まれる前は宇宙人で宇宙からパパとママを見てた」と言ってたのを思い出した
生前記憶って凄いね!そしておもしろいね!!
読んでる途中で何度か斎藤一人氏の本を読んでる錯覚に陥った不思議な本
にんげんは約束があるから生きていける
次の約束があるから生きていける
このフレーズにクッときた
Posted by ブクログ
生まれながらに病気をもっていて,普通に生活ができない幼児の発言を母親がメモして一冊の本にまとめたもの。
幼い子供が(しかも生まれながらに持病があるのに)生きることに感謝しているというのは素晴らしいことだな。
改めて自分の人生に感謝したい。
Posted by ブクログ
昔、丹波哲郎という俳優さんが居て、その方が「大霊界」という本を出したのです。(映画にもなっている)
この本で描かれて居るは大霊界と似ているなぁ……と。
(引用とか盗用と考えている訳ではなく、同じ世界のことを別の人が語っていると考えるのが自然だろうけれど)
しかしながら、私は彼らの言っている神が居るとは思えなくて、人類(生命)の本能の奥底にある原始記憶ってあるのかなぁ、と思いました。世界中の神話が似ているとか、そういうの。
いんやくりお君が、これからの人生を送るにあたり、この本が足かせとならないように祈るばかりです。
とてもいい言葉が書いてあるけれど、いい人のままで生きるのは大変だろうから、そんな風に思ってしまいます。
彼の人生が幸多いものでありますように。