あらすじ
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ブレンデッドで広がるウィスキーの楽しみ。
この本は、ブレンデッドを知るための唯一無二の本として高い評価を得た『ブレンデッドスコッチ大全』の、待望の全面改訂版です。
ここ数年、世界のウィスキー市場は近来にないにぎわいを見せています。スコッチではシングルモルトブームに加え、新興国を中心にブレンデッドが爆発的に飲まれるようになり、アイリッシュも急激に需要を伸ばしています。日本でも、ハイボール人気でブレンデッドの消費量が増えています。
このような世界的な活況のなかで、ブレンデッド業界では、各社がマーケットに応じて新しい銘柄や限定品を投入したり、新規参入業者が参入してきたりなど、さまざまな動きが起こっています。
本書は、前回刊行後の状況の変化をふまえ、取り上げる銘柄を大幅に入れ替えました。スコッチに加えアイリッシュ・ジャパニーズの約90の銘柄について、その誕生の経緯やブランド名の由来、近年の動き、用いられているモルト原酒などを紹介します。さらに今回は、著者の土屋守氏による全銘柄のテイスティングノートも掲載。各銘柄の特徴や適した飲み方などが一目瞭然です。ブレンデッドの魅力を多角的に伝え、ウィスキーの楽しみを広める1冊となっています。
(底本 2014年3月発売作品)
※この作品はカラーです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ウィスキーに突然目覚めてからもうすぐ一年。最初はシングルモルトを飲む機会が多かったが、今はブレンデッドも楽しんでいる。
日本では一般的にシングルモルトをブレンデッドより一段と上に見る風潮が強いように思うが必ずしもその風潮には与しない。
本書の編者の土屋守さんも「シングルモルトからブレンデッドへの流れがあってもいい」と言っているように、あまりにこだわりを持たないで楽しんでも良いと個人的には思う。
ともあれは本書は眺めて楽しく、一つ一つのボトラーズの蘊蓄話を読むのも楽しい。次に買うこの一本を決めるのに大いに参考になる。一つでも多くの銘柄を楽しんでみたい。
Posted by ブクログ
あ、また土屋守さんだ!
全編カラーでコンパクトサイズの大全。
初心者でも楽しめるボトルの大きな写真とその銘柄にかかるエピソードを眺めていると、土屋さんのウィスキー愛を感じる。
ニッカ、サントリーだけでなく、こういうジャパニーズウィスキーもあるんだ、と知ったら、試してみたくなる。
ウィスキーって、ちょっと宝物みたいで、ボトルをすぐに飲み干せるものじゃないから、この本を片手になるほど、と思いながらスコットランドに思いを馳せたり、次はこの銘柄を試してみたいな、とか、ゆっくりまったり、時間を贅沢にこの本を眺めると、飲んでも飲まなくても心地よく酔えそうです。