【感想・ネタバレ】ぞうきんのレビュー

あらすじ

争って先きがけするより/途中もみんなと仲よく行きたい/どうせ海に落ちつくのだ/あくせくせずに 悠々と参ろう(「悠々」より)
たくさん卵を産んで/ふえるほかに途がない/いつまで生き残れるか/弱いものほど最後まで生き残るにちがいない(「鰯」より)
ベストセラー『置かれた場所で咲きなさい』で紹介されて以来、全国から感動の声が続々届く、心に寄り添う、珠玉の名詩を収録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

詩集を初めて購入した。
一度は買わずに出たけれど、どうしても気になって、本日手元に。
病む、という詩に出逢うためだったのかな。その詩からメッセージを、大丈夫だと言われている気がして目頭が熱くなった。
「人間には、吸い込んだ不幸を、感謝に変える力が与えられている」というフレーズが気に入った。

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2025年03月08日

Posted by ブクログ

「こまった時に思い出され 用がすめば すぐ忘れられる ぞうきん 台所のすみに小さくなり むくいを知らず 朝も夜もよろこんで仕える ぞうきんになりたい」。最近の私は何に対しても見返りを求めていた。卑しい気持ちでいっぱいで…。喜んで仕えるなんて難しい。でもこの詩のような生き方に少しでも近づければ良いな。

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2013年04月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ノートルダム清心学園の渡辺和子さんの「置かれたところで咲きなさい」という本の中で紹介された河野進さんの詩集です。岡山県玉島市で長年牧師をなされていた方です。
この詩集を読んで感じるのは、言葉は饒舌すぎずとも、心は伝わるということです。
こんな詩がありました。
『忘れる』
愛して すぐ忘れますように
施して すぐ忘れますように
怒って すぐ忘れますように
ゆるして すぐ忘れますように
裏切られて すぐ忘れますように
苦しんで すぐ忘れますように
悲しんで すぐ忘れますように
夜ねむるときは なにも持ちませぬように

斯くありたいと願います。

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2014年05月17日

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