あらすじ
ウソの儲け話に乗せられてなけなしの貯金をはたき、株や投資信託、FX、保険商品等を買って大損した人々が日本中にいる。だがその実態はほとんど表に出ない。危ない商品を今も売り続ける銀行、証券、生保が、テレビ・新聞の大事な広告主だからだ。“信頼”の仮面をかぶった“金融の鬼たち”に大切な資産を騙し取られないためにはどうすればよいのか。世界マネーのカリスマが、12の事例をもとに、世に仕組まれたお金のカラクリを暴く。賢く生き抜くための人生の指南書。
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Posted by ブクログ
個人年金、投資信託、外貨預金、がん保険等、様々な金融商品による大損の実態、実情を多くの事例により明らかにしている。構成は極めて論理的であり信頼できる。国際暴落システムなどは非常によく書けている。金融商品に対して今後、どう向き合っていくべきかの作法がしっかりできた。著者は言う。自分は経済予測を外したことがない。なぜ世の人たちは予測が当たらないか。明るい展望を希望的に描くからである。中身を読めばむべなるかなである。例えば円高。ついついいつかは円安になるのではと期待してしまう。しかし、著者は冷徹に360円から現在に至るまでの長期円高ラインを示す。確かにそうである。全くおっしゃるとおり。著者は続ける。60円、50円の時代が来ると。信じられないがそうなのかもしれない。唯一予測を外したのが、確実な投資先としての東京電力。理論的には全く正しかったのだが。中一寸先は真っ暗闇。何が起こるか本当にわからない好例である。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
株、投資信託、外貨預金、FX、保険商品…。
金融で大損したマネーの屍たちの実態とは。
信頼の仮面をかぶった金融の鬼たちに資産を騙し取られないために、世界マネーのカリスマが事例をもとにお金のカラクリを暴く。
[ 目次 ]
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