あらすじ
不況、人員削減、成果主義導入によるひずみ……。今の企業を取り巻く状況は、ことごとく社員のモチベーションを下げようとしているかのようである。実際、管理職はもちろん経営者にとっても、組織の活性化は大きな問題になっている。いまや、「いかに企業に適した人材を獲得し、そのやる気を引き出すか」は企業の業績を左右する、いわば「戦略」として認識しなければならない時代になっているといえるだろう。本書は、「人材輩出企業」リクルート出身で、モチベーション向上を主要テーマとして急成長を続けるコンサルティングファームのトップが▽「採用活動」は受身のものではなく、「人材を口説く」場だと捉える。▽「辞めやすい」会社を作ることが、むしろ優秀な人材を引き寄せる▽自分の会社の「らしさ」を発信し、社員の一体感を醸成する▽会社をカジノ化し、仕事を楽しめるようにする
といったユニークで斬新な発想で、新時代の組織活性化戦略を説く。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
モチベーションダウンの組織症状タイプ分けは、身につまされるものが多かったです…また、モチベーションの環境動向は究極的に経営者(経営層、とも言えるかも)次第と言い切る点も歯切れが良いと感じました。
Posted by ブクログ
株式会社リンクアンドモチベーションの社長である小笹芳央氏による、”組織体質の改善療法”がちりばめられた一冊。「辞めやすい会社を創る」「企業が人を選ぶのではなく、人に選んでもらう」といった、独自の観点から繰り広げられるモチベーション論は、読み応えがあります。
Posted by ブクログ
この本は余り面白くなかったな。。。
概念的にはなるほどと思う部分はあるんだけど
モチベーションマネジメントの方とかぶる部分もあって、
半分読んだあたりから、早く終わらないかな、とそわそわしながら読んでたし。
読んだはいいけどあんまり頭に入ってない。
内容は
今の時代のモチベーションの大切さをぱらっと説明した後、
採用、人材の流動性の重要さについて1章ずつ話す。
あとは企業が各ステージごとに陥りやすいモチベーションクライシスの症状と
その対応方法の概念、○ンクで実際に取った対応が並んでいました。
あとは○ンクの特徴である、
ワークプレイス(仕事場)のレイアウトだとかそんな事に関して。