【感想・ネタバレ】成功する「地域ブランド」戦略 九条ねぎが高くても売れる理由(わけ)のレビュー

あらすじ

各地のご当地産品を商品として開発したり、まちそのものの魅力を高めたりする、「地域ブランド」のことが基礎からよくわかる解説書。地方分権が進められるなか、地方が生き残るために、高価格でも消費者に選ばれる付加価値のあるご当地産品の開発が全国で進められています。本書では、京野菜や神戸ワインなど、具体的な地域産品を取り上げながら、地域ブランドについて考察を深めていきます。この本は、大きく理論部分と実証部分に分かれています。理論部分では、コトラーやアーカーら先人の代表的な研究をもとに、ブランディングとマーケティングの基礎知識をひととおり押さえています。実証部分では、地域についての実際のアンケート調査をもとに、まちのイメージと商品開発の可能性についての相関関係について検証します。地域のマーケティング、ブランディングを基礎から学びたい方にぴったりの一冊です。

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Posted by ブクログ

筆者は元博報堂の地域振興担当。マーケティングの基礎概念にも触れ、コトラー・アーカーのマーケティングについて解説をしている。
地域ブランド創出の成功事例についても多く提示されており、成功の要因が非常にわかりやすくまとめられている。
地域ブランドの作り方についても手順を追って解説されているため、実用的に使うことも可能。
ちなみにこの手順は博報堂で使われているもの。

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2011年11月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

わかりやすい言葉で書かれた論文って感じの本。
地域のブランドはその土地のライフスタイルに根ざしたものであるべきという視点に立って、成功している思われる事例を紹介している。
結論に至るアプローチが明快で、門外漢の自分にも優しい一冊。

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2013年05月22日

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