あらすじ
時は天文17年(1548年)、尾張の国(現在の愛知県)。少年・日吉は森の中で悪人たちに捕まり、亡父が残した金を奪われたうえ、殺されそうになっていた。そこに、鉄砲を持った若者と、小さな子供が通りがかり、悪人たちを一蹴。その若者は「尾張のバカ殿」こと、織田信長。子供は後の徳川家康である、竹千代だった。助けてもらった日吉は、信長に美濃の国(現在の岐阜県)・稲葉山城に付き合わされる。敵である斎藤道三の城に自ら忍び込もうというのだ。正気の沙汰ではない信長に、理由を聞く日吉。すると信長は「美濃の姫が美人かブスかを確かめるため」だと、信じられないことを言う!!
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ある事をすると正気の沙汰ではない信長に、
理由を聞く日吉。
信長は「美濃の姫が美人かブスかを確かめるため」だとふざけてる。
ギャグテイストな信長。
Posted by ブクログ
2011年初漫画w スピード感あるストーリー展開にキャラの出しどころが抜群。さすが椎名高志先生。まあ、主人公は横島顔まんまだけど(^_^;)
面白いけどお色気が足りないよね!お色気!!
Posted by ブクログ
絵と勢いが好き。
友達が面白かったって言ってたから読んだんですが、確かに面白い。信長さんが魅力的すぎるけど、主役はちゃんと日吉だし。
(のちの豊臣秀吉が主役の少年漫画です。蜂須賀小六かっこいいー)
Posted by ブクログ
椎名高志が時代劇に挑戦するとどうなるか。こうなった。主人公は日吉、後の豊臣秀吉。話は信長の若年期をベースに進んでいくが、途中から大きく脱線し、現実の歴史を超えてSFが絡んだりしながらハチャメチャに進んでいく。その中を生き抜く信長を始めとするキャラが非常に魅力的だ。まさに「椎名流」としか表現できない人物描写は実際の歴史に登場する彼らよりも数倍輝いて見える。物語の終末には、本能寺の変も描かれています。しかし、序盤から明智光秀が登場する割には少々不満。もう少し椎名色を出して椎名的本能寺を描いて欲しかったのは私だけでは無いはず。しかしながら、その後の展開は素晴らしい。まさに椎名の真骨頂がこのラストに描かれていると私は思う。枠を超えた男・織田信長は椎名によって描かれる事でその魅力が十二分に表現されたのではないか?とまで思ってしまった。私はもっとこの作品を見たかった。それほどまでに魅力的なこの信長が好きだ。