あらすじ
戦後を生き抜いた美容家の凄絶な一代記。
「美」とは選び取るもの――捨てたものの上にしか、成り立たない。
長崎に生まれ、戦争に翻弄されながらも、己の運命を切り開いていった美容家・輝山マム。
斬新なアイデアと卓越した美粧技術で一時代を築いた男の凄絶なる人生とは――。
戦後をたくましく、そして麗しく生き抜いた“美容モンスター”の一代記。
『愚か者の身分』『マルチの子』で注目を集める新鋭が、
エステティシャン、ヘアメイク、スタイリストとして、自身が身を置いてきた美容業界に満を持して挑む!
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
真美はありのままの美。
審美はそれを選び取り判断する眼
真美は自然
人が作る化粧も着物も建物も音楽も誰かの選び
若い頃は他人からどう見えるかばかり考えていた。今は自分が自分をどう受け止めるか
鏡に映る自分を、時に変えようとし、時にただ眺め、時に問いかける
Posted by ブクログ
戦後を生き抜いた美容家の凄絶な一代記
※本作はフィクションです。
輝山マムの歴史は華々しいものではなかった。
長崎の原爆から始まり、最初は原爆と爆弾の後遺症の恐ろしさを知る。
そして、妹との再会も感動的!
まず、スタートから涙なしにはいられない。
一瞬、本作を読んで「国宝」を思い出した。
しかし、本作は「国宝」よりはわりとスラスラ物語が進んだ印象。
「美しさって、なんだろう…?」
輝山家の人たちは、みんな「美」に囚われている。
この本のタイトルにもなっている「審美」。
● 「真美は、ありのままの美。 審美は、それを選び取り、判断する眼」
(文中の言葉を引用)
このセリフが印象に残っている。
さぁ、あなたの「審美」とはなんでしょう?
コレを考えながら、読んでほしい1冊です!
ぜひ、映像化してほしい作品です!