あらすじ
知の考古学者、フーコー。そのまなざしは、「主体」「権力」「自己」「性」の根元へと向けられる。いかにして人は服従する主体となるのか、あるいは、言説を形作っている知の様式は時代・文化によりどう変わるのか……。もっとも刺激的な思想家を、やさしく、まるごと理解するための最適教科書。(講談社選書メチエ)
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Posted by ブクログ
フーコーが同性愛者だったり、ロラン・バルトと関係があったり!、自殺未遂を繰り返したり、薬物をやっていたりと普段習わない一面が知れた。
ひとりの人間として興味がもてるし、どうして「狂気の歴史」などを書くことになったかの動機がわかったかも(構造主義・・・?)
引用されていた「責任がありながら、果たせない自分という存在について深く考え抜くこと、おのれがすべてに依存している存在であることを自覚し、おのれの欲望のままに生きることを反省すること、他人のせいにするのではなく、己の至らなさを反省すること。」という清沢満之の全責任主義の考え方が正しいとかはともかく考えたことのない思想でおもしろい。
それにしてもパノプティコン構造は鋭い。