【感想・ネタバレ】経済学で読み解く これからの日本と世界のレビュー

あらすじ

「日本は今、大きな転機に来ていると思う。これまで十年以上続いたデフレ状況がいつまでも維持されるとは思わない。デフレの中で政府の債務は膨れ上がるばかりだし、日本経済の構造問題がいろいろと表面化してきている。アベノミクスによってこうした閉塞感をいい意味で打ち破ることができるのか――」(まえがきより)アメリカ、ヨーロッパ、中国と、世界の主要国の経済は、ますます混迷の度合いを増している。政権が交代し景気回復の兆しが見えはじめた日本でも、先行きはいまだ不透明だ。世界と日本の経済は、これからどう動くのか?本書では経済学の第一人者がアベノミクス、国際情勢、TPP、企業戦略、財政再建、エネルギー問題などの多角的な視点から「これからの日本と世界」を読み解く。情報の見方、考え方が変わる一冊。

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Posted by ブクログ

昨年に執筆したにしては、今の(2013年)の安倍内閣が実行している事と重なると思っていたら、著者は安倍内閣の「経済財政諮問会議」のメンバーでした。
御用学者との批判もありますが、米国経済や欧州経済等の情況から、「リスクオフ」から「リスクオン」へ時代が変わりつつあるなど、適格な時代の流れをつかんでいると思いました。
この本でユーロの話から「最適通貨圏」の事を知ったのは収穫でした。

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2013年05月29日

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