あらすじ
新書『江戸めしのスゝメ』をコミックエッセイ化。江戸後期、最もイケていた神田を舞台に、料理屋の一人娘・かよと浮世絵師の卵・小梅が、庶民の食生活の様子を当時の風俗とともにたっぷりと紹介します。各季節ごとに代表的な料理3品を取り上げ、各話の後には簡単に作れるレシピを掲載。江戸の暮らしが楽しくわかるコラムも充実♪
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Posted by ブクログ
江戸の(おそらくは中期以降の食文化の)実相を描いたコミックエッセイである。
江戸を彩った豊かな食文化を具体的なレシピを提示しながら描き、一年を通して四季折々の江戸の暮らしを紹介してくれている一冊だ。
参考書籍のうち一冊を読んでいるはずであるが、そこでの記述を参考に描いている部分が多く散見される。物語はさっぱり描かれているが、内容的にはかなりしっかり身のある内容である。
こうしたコミックエッセイで気軽に江戸の文化を知れる意義は非常に大きい。
そうした意義も加味して、星五つで評価している。
Posted by ブクログ
江戸時代の江戸っ子の食と歳時記を、漫画と文章で分かりやすく解説しています。タイトルからどうかなー外れかもしれないと思っていたけれど、結構良かった。
「日本の健康食 再注目コミックエッセイ」という副題が個人的には残念。
ねぎま鍋、作ってみようかな。