あらすじ
マルクスは人間や社会や歴史をどうとらえ、『資本論』で何を語り、近代資本主義の未来をどのように予見したのか? 今やマルクス主義は本当にもう無効になってしまったのだろうか? 20世紀世界の根幹的思想を、独自の視点と平明な言葉で掘り返し、脱近代への発展的継承を試みる。(講談社現代新書)
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Posted by ブクログ
とてつもなく難易度の高い本。
あまりにも有名な人だけれども、
どうやら国家レベルで都合のいいように使われていたようで
本当の意味ではなかなか知りえない人かと。
本当は労働を対価にすることが
えてして不条理とも取れるかもしれませんね。
結局のところ、搾取はやまないわけで。
だけれども、最近はその搾取に異を唱えている人が
出てきてはいますね。
後半が見どころかな。
どうすれば人間は理想の地へ下り立てるのか。
そこにお金の概念をなくすには
どうすればいいのか。
途方もないでしょ?
でも、この世界で生き抜くためには
無駄な摩耗は無くすべきなのよね。
あらゆる面の無知をね。