【感想・ネタバレ】冤罪はこうして作られるのレビュー

あらすじ

無実の者が、ある日突然に「犯人」にされる。警察はなぜ「犯人」を作り出すのか。裁判官はなぜウソを見抜けないのか。見込み捜査、別件逮捕、代用監獄から、裁判官への統制、弁護人の無力化まで、今も冤罪を生み続けている日本の刑事司法の構造的欠陥をえぐる。(講談社現代新書)

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

初ジャンルの本だったが法学初心者にもとても読みやすい内容だった。正直他人事だと思っていた冤罪が身近にあり、冤罪の捉え方が180°変わった作品だった。

0
2025年01月17日

Posted by ブクログ

[ 内容 ]
無実の者が、ある日突然に「犯人」にされる。
警察はなぜ「犯人」を作り出すのか。
裁判官はなぜウソを見抜けないのか。
今も冤罪を生み続けている日本の刑事司法の構造的欠陥をえぐる。

[ 目次 ]
●他人の悲劇ではない
●なぜ虚偽自白をするのか
●アリバイを握りつぶす
●代用監獄で何がおこなわれるのか
●見込み捜査の危険性
●警察スパイの違法性
●鑑定を無条件に信頼
●棒読み自白の録音テープ
●都合の悪い証拠は無視
●裁判官はなぜ誤るのか
●誤判の蔭に誤鑑定あり
●冤罪を防ぐために

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

0
2010年11月21日

Posted by ブクログ

出版されてから時間はたっているが、今読んでも参考になる。
つまり、冤罪に関しての問題点は昔から何も解決していないということだろう。

戦後の刑事司法で起こった冤罪の具体例、その背景や原因、考えられる解決策などが詳しく記されている。
新書ではあるが読み応えがある。
真面目すぎて面白みに欠ける気もするが、冤罪について知るには好著の一つだと思う。

0
2009年10月04日

「社会・政治」ランキング