あらすじ
日本は大陸で何をしたのか? 軍医中将石井四郎と医学者達が研究の名で行った生体実験と細菌戦の、凄惨で拙劣な実態。残された資料を駆使して迫る、もう1つの戦争犯罪。戦争は終わらない。(講談社現代新書)
...続きを読む感情タグBEST3
少しは真実もあるのか?
故人である常石氏、昔は日本を悪く書くのが正義だった.731に関して日本には専門家による検証が無い.自衛隊医官の諸君も少しは興味を持ってくれてもよさそうなものだが.
731の中核スーリーは731がペスト感染蚤を繁殖して、陶器爆弾に詰めて、飛行機から落として感染のひろがりを見たとかいうトンデモストーリーでこの本の中にも出てくる.考えれば荒唐無稽とわかる.専門知識は必要ない.そもそも細菌の培養にはバイオセーフティキャビネットなど専用の設備で細菌と作業者を隔離して作業する.ドラマや映画で出てくる.自ら動かない細菌だからこそ、作業者が危険避けうるが、相手は40cmも跳躍するノミ.どうやって容器に詰める?具体的な方法は見たことがない.よい子が真似しないように製造法は秘匿されているんだろうか?サリンみたいに?そして彼が論拠にしているのが「ハバロフスク裁判(1)」、「撫順戦犯管理所(2)」の関係者や記録である.人権の全くない国で無理やり証言にサインさせられた.そんな資料のどこに信ぴょう性が? 731は防疫部隊である.その活躍は中国人の益にもなったはずだろう.731の善行だってあるはずだ.だれか書いてくれ.人体実験もやった「かもしれない」(この著者に信頼はないが)、当時と今では、戦時中と平時では人権意識も違う.もし死刑囚の人体実験なら、非難されるべきものか?現に中国では現代でも行われていると聞く.実際に実用に至った細菌兵器は炭疽菌メールくらいである.使用者自身が感染しないことが重要なのだ.乾燥に強い芽胞菌を封筒に詰めて遠く離れた相手に贈るテロ行為である.自分も同じ戦場に立つのに、ペスト流行させてどうすんだ? さらにもともと流行地である中国大陸で、免疫のない日本人と中国人 先に死ぬのはどっち?ウイルスの存在が知られる以前、ポンティアック戦争(1763)でイギリス軍士官が天然痘患者の使用した毛布をインデイアンに贈って感染させたというストーリーがある.信憑性はわからん.天然痘に免疫のないインデイアンはイギリス兵より先に死ぬ.
注釈(1)1949年12月25日から12月30日にかけて、ソビエト連邦ハバロフスクの士官会館で、6日間行われた旧日本軍に対する裁判の通称である(Wiki).日本人捕虜は酷寒の地に4年間抑留されて、たったの6日間、裁判もどきに引っ張り出された.(2)有名な洗脳機関である.