感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
助手本その2。
ツンデレなのは分かっていたが、彼女の中でここまで暴走してるとは思わなかった。
この物語は岡部がα世界線で最初に出会う紅莉栖視点なのでロト6以降世界線が移動するようなイベントは一切発生しない。なのでストーリーを追うには向かないがアニメを視聴済みなら紅莉栖の行動一つ一つ楽しめる。
と言うか紅莉栖の反応を楽しむ本。
Posted by ブクログ
紅莉栖視点のSteins;Gateの第2巻目。
ストーリーの流れはアニメ第8話から0.57…%の世界線を軸に進んでいきます。
そのため、ロト6以降の世界線移動の話はメインストーリーでは出てきません。
が、要所要所の話は他の世界線と同じ内容で進みます。
そのため、世界線が0.57…%を移動していないことが終盤まで気が付きませんでした。(^^;
そして終盤で話はいきなりアニメ第20話のFBの携帯からDメールを送った後、世界線が0.57…%に移動し、ダルがコミマに行っていないためタイムリープした後ダルに頼み込む場面になります。
が、その後に0.33…%から0.57…%の世界線に戻るまでの話を岡部からの回想を聞く形で紅莉栖が認知していくという形で話が進み、アニメ第14話の所で終わります。
さて、この巻の最大の見所は、紅莉栖の内面がかなり描写されたところでしょう。
この巻を読んで、アニメでの紅莉栖の一つ一つの言葉や態度の裏に、これほどまでに純粋で、かつ真っ直ぐな気持ちがありながら、紅莉栖もまた岡部とは違う形で仮面を被って自分の心を見透かされないようにしている姿が、いじらしく、切なく、微笑ましく、そんな感情をグルグルと掻き回される感じでした。
多分、この後にアニメを見直したら、それまで何でもなかった場面で心を締め付けられると思います。
マイフォークにそんな深い意味が込められていたとは…
「ドラマCD α 『哀心迷図のバベル』 ダイバージェンス0.571046%」を聞いたことあるならば、感慨深いと思います。
可愛いかった
紅莉栖が岡部倫太郎に表面上とる態度は、往々にして気のない風を装うが、彼女の心の内奥では自身の感情を誤魔化すことはせず、それを認めるのである。
本作が、紅莉栖サイドだからこそ明白にわかる彼女の心情といえよう。
Posted by ブクログ
紅莉栖視点でのアニメ版ノベライズ2巻。物語は、紅莉栖が岡部への恋心を自覚してから、タイムリープマシンが完成し、岡部がまゆりを救うため何度もタイムリープするところまで。原作ゲームではADVならではの特性を生かしてセーブ&ロードで様々な世界を体験するが、本作ではきれいに一本道に練り直している。紅莉栖視点というところもあり、世界線の移動を感知できない紅莉栖の主観が分かるところが良い。穏やかな日常が去り、ラウンダーに狙われまゆりが殺される悪夢の一夜から、岡部には地獄の責め苦が続く。まゆりを助けたい。ただその一心で、誰にも言わずに岡部はタイムリープを繰り返す。まゆりが死ぬ。タイムリープする。まゆりが死ぬ。タイムリープする。またまゆりが死ぬ。タイムリープする……どれだけの信念を持てば諦めずにいられるのか。牧瀬紅莉栖という心強い味方ができた。未来人の見識も得た。さあ、まゆりを救いだそう。ストーリーと結末を知っていても身震いする。
Posted by ブクログ
アニメ版のシュタゲをクリスティーナ視点でノベライズした作品.
時々クリスティーナが恋する乙女になりますよ.
避けられないまゆしぃの死.
繰り返すタイムリープ.
精神を磨り減らしていく鳳凰院凶真,いや,岡部.
そしてバイト戦士.
「あたしは……,2036年から来たんだ」
「あたしがタイムトラベラー……。ジョン・タイターだよ」
いやー,( ・∀・) イイネ!
また時間できたらゲームを最初からやろうかしらあしら.
Posted by ブクログ
クリスが壊れた(笑)。
薄かったので、まさかクリスが己の恋心を自覚して一人七転八倒四苦八苦しているだけで終わるのかと思ってしまいましたが、最後にシリアス展開が始まりました。
記憶が無い以上、全部オカリンから聞いた話という形になるのだろうけれど、最終的にはタイムリープしてきたオカリンとの会話も無かったことになるんじゃないの…?その辺りをクリス視点でどう描くのか楽しみです。