【感想・ネタバレ】「超」入門 学問のすすめのレビュー

あらすじ

明治維新を成功に導いた革命の書『学問のすすめ』を、閉塞感漂う現代日本の問題と重ねながら、個と国家の変革プロセスを23のポイントから解き明かす。なぜ今の日本には変革(維新)が起きないのか?かつて起こった変革の構造を現代日本に再起動し、今後の日本と日本人の進むべき道を示すサバイバル書。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

福沢諭吉の学問のすすめの解説本。
今更ながら福沢諭吉の俯瞰性と視点の高さに感心。

本書は自己変革と日本革新のための最高の武器
日本の組織的文化は型の習慣を重視し,勝負のルールを変えるイノベーションが苦手
社会の輝きが失われつつあるとき,実は新たな豊かさを発見するチャンスが訪れる
天は富貴を人に与えず,人の働きに与える
良い政府の実現には日本人がまず賢くなるべきであり,学問は日本文明をより高いレベルに引き上げるためにある
国民一人一人が国の文明を支える当事者意識を持つことが原動力
危機を自らの問題と捉える当事者意識を持つ人間が多いほど,集団より高い問題解決力をもつ
権威よりも新しく効果的な学習を積んだ者が勝利する
個人が獲得できる豊かさは固定された量ではなく,その人が社会という環境の中で発見できる能力に比例する
批判ではなく,行動と自己成長に集中する
理想と現実のずれを認識しない者はその差を埋めることができない
現実社会の中で劇的な飛躍はスキル習得よりは「価値を生む新しい視点」獲得で生まれている
信じることには偽りが多く,疑うことには真理が多い(人は何かを信じているとき,多くは偽りを真実いる)
正しい判断の要素は,判断の基準を誤らないこと

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2015年04月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

福沢諭吉の「学問のすすめ」を通して明治期の時代と現代の危機をどうやって乗り越えるかの指南書となっている。

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2013年07月12日

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