【感想・ネタバレ】外交プロに学ぶ 修羅場の交渉術のレビュー

あらすじ

外交のプロたちは、交渉に臨むビジネスマンにとって最高の教師である。要求を突きつけ、相手を説き伏せ、国益を守る彼らは、熾烈な戦いに勝つためのテクニックや戦略、言葉を持っている。説得力を失うNGワード、非常識な相手との付き合い方、ナメられる交渉者の特徴、「交渉決裂」をどう表現するか……。日経新聞で長年外交・安全保障を担当してきた記者が、巧妙で周到な「プロの交渉術」を紹介する。

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Posted by ブクログ

政治外交面のエピソードを題材に、交渉術のフレームやノウハウが満載で、一気に読み進めました。
Win-Winをベースにして、内容と時間軸の明確度の調整や、良い警官と悪い警官による自分のペースへの取り込み、対外や対内など複数を意識した二重のメッセージ術など、かなりの納得感を得ることができました。
きっと著者の思考でもある、相手あっての交渉であり、単に相手に勝つということではなく、相手にもWinとなることや、人の世に永遠の敵はいないという良心的信条が、自分の読後感を爽快にさせたのかなと感じます。
二枚舌や、真理が中間にあるという点など、曖昧さの必要性についても、最終目標であるWin-Winへの通過点ということでしょう。
タイトルで少々感じるドロドロしたイメージは一切ない、読み味スッキリのいい本でした。

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2017年05月07日

Posted by ブクログ

言葉の使い方、捉われ方などを、記者経験のある著者が、具体的国内外の政治的出来事を例えに解説するもの。
色々なるほどと思えるものもあり、読み易い。

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2013年03月21日

Posted by ブクログ

フルテキストの原則、はとても参考になりましたが、その他の話は普通。平々凡々といったところでしょうか。

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2013年01月18日

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