【感想・ネタバレ】ティーンズ文学館 あの日、ともに見上げた空のレビュー

あらすじ

第33回小川未明文学賞大賞作品。わたしには、ひとつ上の兄のほーちゃんがいる。ほーちゃんが病気で修学旅行に行けなかったことをきっかけに、おとなや子ども、犬まで巻き込む大騒動が始まり……!? ありがとうの意味や人との繋がりを見つめる作品です。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

小5の伊吹には、ひとつ上の兄・穂高(ほーちゃん)がいる。
ほーちゃんが、インフルエンザで修学旅行に行けなくなったことから、「やりなおし修学旅行」の計画をたてることになる。
穂高がお世話になっているコトバハウスのみんなも含め、伊吹の友だちの琴子も誘うことに…。

穂高が発達障害であることにいつもふつうと違うと言われていた伊吹だったが、コトバハウスの大人たちと接するうちにふつうなんて人間などいないということを気づかされる。

人間を能力や属性で単純に隔てたら駄目だということや「みんながおなじことを、おなじようにできる」ではなくて、「できる人ができることをやる」ということでおのずと世の中は成り立っていくのだと。

気づいてなかっただけで、穂高は何かを感じていて行動しているということを気づいた伊吹は、少し兄のことがわかって嬉しかっただろうと思った。

「できない」ことばかりに目がいきがちだけど、すべての特性には必ず強みが隠されていて、その人だから見えるものもあるということを知ることができた。




0
2026年02月07日

Posted by ブクログ

きなこさん、小川未明文学賞受賞おめでとうございます。Xであなたを知り、野生の一人文芸部としてNoteで綴られている物語を密かに楽しみにしています。小さな命を必死に守り、育てる毎日は想像以上に慌ただしいことでしょう。障がいがどんな形であれ、私は身構えてしまう。どう接していいのかがわからない。困っていて貸せる手があるなら貸せばいい。無理に理解することも同情することもなく、ただ存在を認めればいい。そんな風に思えました。ふかふかのおなかをまくらにしても迷惑そうにしないフジになごみました。

0
2025年12月28日

「児童書」ランキング