あらすじ
「すべてに時間を均等に配分することは、人生に対する冒涜である」。
あなたは、ただ忙しく生き、自分にとって本当に大切なことを見失っていないだろうか。
19歳で母国・韓国を離れ、日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、そしてまた新たな天地へと、つねにアウェイで挑戦を続ける著者が語る1分1秒を自分の大切なことだけに費やす生き方。
ベストセラー『媚びない人生』に続く、待望の新刊。
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Posted by ブクログ
何が自分にとって大切なのか、そのために何を今すべきなのか、を常に意識して行動を選択したいと感じた。
著者は一時間をその本を読む時間に費やしたなら、その後の三時間はアウトプットに使う、とのことで、自分ももっと学びになる、アウトプットできるような読書の仕方をしていきたいとおもった。
Posted by ブクログ
チェック項目8箇所。人間が活動する根源には、生きているということが大前提にある、命には限りがある、命の有限性を意識したとき、自分が幸福に向けてできる最大のことは、自分に残されている命=時間を、どんな活動にどう配分するかを考えることにある、時間は命の欠片なのだ。朝は睡眠をとった直後なので、疲れていないことも大きな利点だ、睡眠でためたエネルギーを目の前の仕事に一気に投入することができる、事後処理的な仕事ではなく、発想力や企画力などクリエイティブ性を要求される仕事に時間を使うと、その効果を実感できる。夜に行うべきは省察である、一日を終えて寝る前、その日のすべての瞬間において、自分が一番価値があると思う物事に時間を配分していたかどうかを確認する、できなかった部分については、今後どうやってそれを改善していくかを考える。人間は渇望しなくなった瞬間に、生きる意味を失う、内面において、つねに新しい渇望を生み出すことが、好奇心や生きる力につながっていく、仕事をリタイアすると老いが加速する人がいる、それは仕事の終了とともに人生もほぼ完結したと誤解し、生物としての衰退を招くからだ。人生のなかで意味づけができれbあ、すべては学びと成長の材料になる、ダラダラと過ごす時間であっても、その時間が自分にとってどんな意味を持つかを自覚しよう、重要なのは、すべての時間について、自分が指揮権を持っているという感覚なのである。転職や副業などでひたすら分子(年収)を増やそうとしなくても、分母(欲望)を減らすことで、同じ年収でもより大きな幸福を手にすることができる。言葉の稀少性を高めなくてはならない、発する言葉一つひとつの意味が必ず本質的であること、それを周囲に認識してもらえれば、この人の話には耳を傾けるに値する内容があると思ってもらえる。怒りも非難も、自分に何のプラスももたらさない、助言や代案をしっかり提示できなければ、相手にとっても何の意味もなさない、ある案に対してこういう価値を加えたらどうかという提案ができて、それは初めて批判たりえる、そうでない論評など、いっさいしないほうがいい。
Posted by ブクログ
【メモ】
・時間の使い方を問うとは、人生の使い方を問うこと。
・時間を使う上での判断基準となるのは、人生において何を一番大切にするのかということ。
・絶対不可侵の時間を確保することに対して貪欲になること。
・自分の人生を本当の意味で自分のものにするには、自分が時間の主人でなければいけない。
・全てに時間を均等に配分することは、人生に対する冒涜である。
・自分のなかにあるたくさんの悪い習慣に気づくこと。
・夜に行うべきは省察。一日を終えて寝る前、その日のすべての瞬間において、自分が一番価値があると思う物事に時間を配分していたかどうかを確認する。
・人類が解けなかったある問題が与えられたら、自分は95%の時間をその問題の定義に使い、残り5%の時間で問題を解決する。byアインシュタイン。
・渇望することで情熱が生まれる。情熱があるから挑戦ができる。年齢を重ねても、渇望する力さえ失わなければ、人は青春を保ち続けることができる。
・『大人になる』とは、外部の評価軸を受け入れるだけでなく、自分の評価基準を育てることと同時進行でなくてはならない。
・幸福とは、一生懸命頑張って最終的に到達する地点ではない。幸福は、成長のために努力していることを確認できた瞬間に訪れる。幸福とは結果ではなく、自分が納得のいく生き方をしている『状態』なのである。
・『読む』という行為は、成長に必要なガソリンのようなもの。
・行動が伴わない読書は空虚。知識を頭で理解するだけで実践に結びつけないのは、知的な遊びに過ぎない。
・セネカ/ショーペンハウアー/ニーチェ/ゲーテ。
・相談とは、解答を得るためではなく、迷いを客観化し、より明確な視点を得るために行う。
・物事の結果は、自分の思考と行動の到達点として、成否が決まるだけである。
Posted by ブクログ
初めて著者の本を読んだけど、面白い人だなーと思った。こんなすごい人に出会えて感謝。
彼は私たちに常に成長をしろと言いたいのだろう。成長すれば無駄な時間を過ごさず忙しくなくなり、常に幸福を感じられる。本人がそうであるから。
Posted by ブクログ
すべての時間を均等に配分しない。大切なことに重点を置く=横に並べているモノを縦にする。自分は何のために生きているか、を考える。
「人生を短くしているのは自分自身である」セネカ=他人に人生を使わせない。
朝を3回迎える方法=早起き、30分の昼寝を午前中に2回。
100本ノック=思い付きやアイデアを100個書き出す。
一冊の本の目次を100個書き出す。など。
語りすぎない=自分の言葉の希少性を高める。
本を通じて対話する。セネカ、ショーオエンハウアー、ニーチェ、ゲーテ。
本当の就活は5年後。自分が自分をわからないのだから、とりあえず入社して仕事するしかない。
転職を厭わない。いい大学を出ていい企業に就職、は時代遅れ。