あらすじ
里山とは、人の手が入った森林や農地が存在する山地・丘陵地・台地のことです。おもに奥深い自然環境と人が多く住む地域のあいだにあって、独自の生態系が築かれてきました。日本では古くから物語や唱歌に登場し、生活に欠かせない場所として親しまれていました。
これまで里山は、人の手が入ることによって豊かな自然環境が維持され、「資源」「水源」「砂防」「生物多様性」「緩衝緑地」など、様々な役割を担ってきました。しかし近年は、その魅力が注目されつつも、里地里山は減少・荒廃し、様々な問題を引き起こしています。最近、クマが人の居住地域に出没するようになったことも、里山のような緩衝地帯が失われていることが理由の一つと言われています。
本書では、日本人にとって身近な自然環境であった里山について、その景観の成り立ちや生態系、そして役割・機能から保全までを、科学的・歴史的・社会的な視点でわかりやすく解説しています。「里山って何?」という方でも、写真や図版を豊富に盛り込んだこの一冊で、里山にまつわる事柄の全体像が理解できるようになっています。長らく里山の実地研究と保全活動に携わってきた里山湿地研究所の地理学者が著した、まったく新しい「里山の教科書」です。
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Posted by ブクログ
斜め読み
と言うかエッセンスは吸収した。
里山というと 写真家 今森光彦さんを連想する。
本著の著者は、富田啓介。
著者略歴 では
フリーランス研究者とある。
初めて聴いた。
僕もフリーランスエッセイストとか
フリーランスフォトグラファーとか、。
普段は、六甲山とか旧摂津国の山々の山歩きをしている。
趣味山歩きとか、里山歩きとか言ってるけど、
里山は奥が深い。
ムラ ノラ ヤマの分け方も興味深い。
狭義の里山で有れば、さと山歩きも間違いではない。
ノラは、ノラ・ジョーンズではなくて、野良仕事のノラかな。
101から102ページに松本城は、周辺の里山を荒廃させる原因になった とある。
城好きで、国宝の松本城には2回ほど行った。
中々厳しい指摘だ。
時間を作って、深く読み込めば良いね。
ベレ出版
初めて知りました。
著者の活動拠点は、愛知県瀬戸市とのこと。
棋士 藤井聡太、写真家 浅井慎平の出身地だね。