あらすじ
心は身体を適当に緊張させながら生活や環境に立ち向かう。緊張の仕方が不適当だとストレスは強化され緊張を強めたり弱めたりできるのは自分自身。それには身体の隅々まで心を行き渡らせる心理的な努力が必要。四十肩や五十肩、肩凝り、腰痛をはじめ、長年の間に無意識のうちに自分で貯めこんでしまった過剰で不当な緊張を自分で弛める方法を詳しく伝授。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
...続きを読む感情タグBEST3
名著の復活に感謝
シュルツの自律訓練法を日本に広めた先駆者の一人である成瀬先生が開発した臨床動作法の実践版を、前々から、読みたかったのですが、廃版となっており、今回電子書籍で発行されていることを知りました。
長年の間に無意識のうちに自分で貯めこんでしまった過剰で不当な緊張を自分で弛める方法が、臨床動作法です。毎日、臨床動作法、自律訓練法を行っています。身も心も、驚くほど楽になり、肩こりと腰痛も軽減されました。
Posted by ブクログ
成瀬先生の動作法で重要なふたつのこと
自分自身でからだの緊張を緩めること(自己弛緩)と
適切な立位姿勢を保持すること(背骨を立てる)
「姿勢のふしぎ」の実践編とされていますが
この本を読むだけで習得するのはむずかしいかも
動作法を取り入れているカウンセリングを受けているのですが
それを理解する資料として 非常に役に立っています
からだに不当な緊張状態を強いているのは自分自身
その原因を従来のことばによるカウンセリングで探り
からだに入っている力を意識する方法
その緊張を自分でとく方法をカウンセラーから教わりました
実際 何度か体験すると 自分ひとりでもできるようになるそうな
感覚を忘れそうになったときはこの本と「姿勢のふしぎ」を参照
肩こり 腰痛 膝の痛み 頭痛
いろんな痛みに悩まされていましたが
動作法を知り また 実践できる場があったことで
自分で改善する方法を身につけつつあります
Posted by ブクログ
動作法を体系立てた成瀬さんすごい!先生と呼ばせてください!
まず、「ストレスをからだに転化してきた自分に気付く」という表現がすごい。卓見です。ここから、さらに具体的なワークへと発展させていくのですが、どれをとっても的確な指示で見事。
メンタルを病む前は、椎間板ヘルニアに悩んできた私。今さっきも、体中のあちこちが悲鳴をあげていたのですが、この本の通りに、弛める感覚を味わっていくと不思議、からだはもちろん、心もいきいきとしてきます。
内容も一見、ハウツーっぽいのですが、実は心と体への深い洞察が根底にあります。加えて、押しつけがましいところがない。大先生なのに、淡々としています。
自分にかなり効果があったので、さらに自分なりに学び、工夫して臨床に活かしていきたいと思います。
Posted by ブクログ
ジェイコブソンの基本的な弛緩方法
無理せず、我慢せず、からだに出るまま、動くまま、意識下にお任せし続ける
[その気になる]なら、そのとおりになる
心理的なリラックスが肉体、身体にも影響を与えるのがわかった、解ってたことだ
心理的なリラックス目的なら不安のメカニズム
身体的なリラックス目的ならリラクセーションを読めばいいと思った