【感想・ネタバレ】ゼロから学ぶ経済政策 日本を幸福にする経済政策のつくり方のレビュー

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わかりやすくオススメです

2020年07月18日

「ゼロから学ぶ」と題されてる通りわかりやすいです。先ず幸福の価値観は人それぞれだが、ここではそれは「経済的な幸福度を高める事」であると明確に定義し、「経済的な幸福度を高める事」=「GDPの向上」が経済政策の目標であると位置付ける。
その為には成長政策・安定化政策・再分配政策の目標を理解し、バランスを...続きを読むとる事が重要だと主張している。それぞれの政策の説明も簡潔かつ明瞭で、理解しやすくオススメです。

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Posted by ブクログ 2013年01月15日

題名のとおり「経済政策」の入門書。本著は理論的な整理を平易にしているため、世の中にでている経済評論をもう少し高い地点から考えてみたい人にはおすすめである。たとえば、規制改革や年金制度、量的緩和政策などなど、これらはパッケージとして行われる政策であり、単独では存在していないことがこの本からよくわかる。...続きを読む巷の本は、年金や規制改革などを個別に取り上げているモノが多く、全体像がみえにくい。そのようなことから生じる偏見への予防接種や治療薬にこの本はなると思う。

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Posted by ブクログ 2012年11月26日

今は経済について何も知らないが、現在の日本の経済政策を考えたい!という方におすすめの本。経済学の基本的な理論から、現在の経済政策について考えるポイントを、時折飯田先生の私見も交えて説明している本です。

何も知らない状態からこの本を一冊読むだけでも、「経済政策を考え方はどのようなものか、今はどのよう...続きを読むな事が問題で、どのような方向に解決していけばいいのか」という事が何となくわかるのではないかと思います。

これを読んで本格的に経済政策を考えたいと思うようになったら、この本の兄貴分の本である、岩田・飯田『ゼミナール経済政策入門』に進むことをお勧めします。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年08月07日

経済政策を知る上での入門書となる。

次は岩田規久男・飯田泰之共著の「ゼミナール経済政策入門」を読みたくなった

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Posted by ブクログ 2011年04月27日

経済政策について分かりやすく解説されており,とりあえず何か入門書を読みたかった自分にとってはうってつけの本だった.

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Posted by ブクログ 2010年12月10日

経済政策について、読みやすく書かれた本。
同時に経済学を勉強している人にとってもとても勉強になる本。
若きエコノミストである筆者が随所に自分の見解を説得的に書いていて、結果それが普通のエコノミストの観点には見られない、いい意味で新鮮で今まで顕在化してこなかった経済学的視点を明らかにできている。

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Posted by ブクログ 2020年04月03日

学んだこと。

経済政策の三つの分野。
経済成長政策、安定化政策、再配分政策。

創造的破壊の理論は、一国の経済ではなく、特定の産業分野に体して有効である。

日本の年金制度は再配分政策になっていない。

電力の上下分離は、成長政策である。

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Posted by ブクログ 2013年04月22日

読みやすさ、取っつきやすさに関して飯田さんの著作はすばらしい
今作も例外なく、
経済政策や経済について「?→!」に変えてくれる一冊となっている。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年09月16日

経済政策には3つの柱がある。それは「成長政策」「安定化政策」「再分配政策」である。

本を読んで経済政策を学ぶきっかけになりました。

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Posted by ブクログ 2011年07月18日

 経済政策全般を、「成長政策」「安定化政策」「再分配政策」の3つの柱に分類・整理し、解説した一冊。 
経済学や経済政策について一定の知見を持っている人にとっては、「どこかで聞いた話」であり、目新しさはない。経済の初心者にとっては入り口が良い本だと思います。

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Posted by ブクログ 2010年12月19日

経済政策の基本的な枠組みと、その理論的背景が解説されており、大変、参考となった。幸福を軸に話が進められている点に興味をもった。

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Posted by ブクログ 2010年12月14日

今の日本は過去に比べて勢いがない。いまより豊かでなかった時期もあるだろうが、何度も首相が交代しているように、有効な経済政策を見出せない。個々がゆたかになるライフプランをたてることも必要だが、日本自体にも豊かになるプランが必要だ。
経済政策を考える上での指針は、成長・安定・再分配であり、この3つのベク...続きを読むトルがどこに向かっているのかを意識して見るだけでも政策内容がわかってくるという。
GDPの成長を考えると、要素は「資本」「労働力」「技術」と3つある。その3つの要素のうちどこに着目した政策なのかを考える。ひとつだけではなく、組み合わせた方策というのもある。どれを行うにせよ最終的には政府主導でなく、人々が目標にむけて動く自由主義を盛り込んだスタイルをとらないと経済は成長しない。つまり上下分割方式(下が公的、上が市場競争)といったプランが必要なのだ。
景気の安定と成長には、2つの真っ向から対立する2つの思考法がある。ひとつは、経済は景気がよくなったり悪くなったりする周期的な循環のなかで成長が促されるというもの。一部の企業がだんだん時代遅れになって淘汰されていき、変わりに成長産業に変わる。これを国が救済することによって淘汰のメカニズムが働かなくなり、成長しなくなるというもの。もうひとつは、景気の良し悪しはおしなべてならしてしまうほうがよいというもの。どちらも一理あるが、どちらかに偏らないほうがよいようだ。
再分配では、生活保護などがあるが、現金を支給することにより、かえって働く意欲をそいだり、競馬などですってしまうケースもあるので、一部を食料や教育のバウチャーにするなど、支給の方法を検討したほうがよい。現金で支給を行うのであれば、例えば「給付付き税額控除」のように、ベーシックインカムを設定し、それに達するまでは政府が給付をし、働いて得た収入がある上限に達するまではそこから減額されていくというシステムなどは有効だと思われる。また、「大きな政府・小さな政府」を意識しすることも必要。日本は、大きな政府(権限面)、小さな政府(財政面)できた。今後それをどうするかという意識は必要となってくる。政府機能の規模をどうするのか、は避けて通れない課題となる。
難しい用語が出てくるわけではなく、文書もわかりやすく、具体例も多い。経済政策というおおきなテーマを考える上で、こうした本が多くでてくれば、「経済」に対するアレルギー的な先入観が取り払われ、もっと経済を身近に感じることができると思う。
 
 
 

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Posted by ブクログ 2014年01月19日

経済政策とは、成長政策・安定化政策・再分配政策からなっているので、その観点で考えると今の経済政策に抜けているものが分かるよねということ

アベノミクスは成長政策・安定化政策が比較的強めなのだと思う

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