あらすじ 女医をめざす、勝気な“泣かない子”であった駒井淑子は、冬の八ヶ岳で単独行を試みて遭難しかかった時、若林美佐子と出会う。鎌倉彫の新鋭彫刻家として注目されていた美佐子は、無口ですぐに“涙ぐむ子”であった。死を覚悟した二人を事もなげに助け出した三人の男性登攀家(クライマー)に魅入られて、彼女たちは、ついに初の女性隊によるマッターホルン北壁登攀への挑戦を試みる……。 ...続きを読む \ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります レビューを書く 感情タグBEST3 #ドキドキハラハラ #アツい #癒やされる すべてのレビュー ネタバレのみ 評価の高い順 新しい順 並び替え 評価の高い順 新しい順 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 このページにはネタバレを含むレビューが表示されています Posted by ブクログ ネタバレ 新田次郎氏の山岳小説三部作の最後を飾るのは、二人の女性クライマー。正反対の性格の二人の姿が見事に描かれています。 遭難しかかった美佐子のとる行動も立派ですが、淑子らが救出に現れるシーンも感動的です。 また、美佐子が彫る鎌倉彫の描写も見事です。山の情景からヒントを得て鎌倉彫に表現しようと苦悩する姿、作...続きを読むり上げられていく鎌倉彫。それらが自然と目に浮かんできて、鎌倉彫のデザインまで目の前にあるかのようです。 自然の描写ばかりでなく、美術作品にまでおよぶ浅田次郎氏の表現力には、ただただ感動するばかりです。 0 2011年09月11日 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 1巻へ 前巻へ 次巻へ 最新刊へ 銀嶺の人(上)の作品詳細に戻る シリーズ作品レビュー 銀嶺の人(上) 銀嶺の人(下) 「小説」ランキング 「小説」ランキングの一覧へ