あらすじ
アイリス は『氷の女』と呼ばれている。
とある侯爵家の一人娘として生まれ、クラム公爵マシューの妻となって数年、一度も笑ったことがないから。
良い夫婦関係が築けるはずもなく、時間だけが過ぎていたある日、
アイリスがある病にかかっていることが判明する。
――『氷心症』。
はるか北国にいたという氷の魔女の呪いであり、
発症から約一年で心臓が凍りつく死の病。
更にその診断を受けた数日後、
夫のマシューからは離縁を申し渡される。
「不治の病にかかりましたので、ちょうどよかったです」
アイリスはそれだけを言い残して、公爵家を去った。
夫とはそれで終わり、……のはずだったのに。
なぜか、マシューはアイリスを追いかけてきて――?
※電子版には特典として、鈴木桜先生書き下ろしSSが収録されています。
感情タグBEST3
愛という魔法
結婚して3年。夫婦らしい会話もない2人。夫からの「離縁してくれ」から物語が始まります。
不治の病に冒され長くても余命1年ヒロインが離縁し人々の優しさや愛に触れ自分を大事にしようと思い病も治そうと考えるようになります。その過程で元夫であるヒーローの思いを知り距離が縮まります。
最終的には愛という偉大な魔法で解決するディ◯ニー的な感じでしたが最後には家族とも触れ合い、再度一緒になることを選んだ2人でした。
個人的には番外編が一番ウルッときました。ストーリーも様々な人と触れ合い優しさや愛されていることを知る姿に温かな気持ちになりました。ただ「愛があれば」や「愛がすべてを解決」的な展開がいかにも物語っぽくて苦手でした。