あらすじ
キツイ坂道も一気にびゅん! 「アニマル」な女の子・くこが主人公。海の見える坂の上の街・神戸市北野町を舞台に、くこと3人の男の子達の物語がはじまる。
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Posted by ブクログ
心の強さ、心の弱さ・・・
くこの性格が、自分とちょっと似てて共感しまくりました。
周りの人にそこまで想われるって、なかなか難しいんじゃないかなっ。
そんなうまくいかないのがリアルなのかも。
だから、くこが羨ましい。
そんな魅力もてる自分になれよって話だが・・・
個人的には有名さん、桜ちゃんの気持ち知ってて、その接し方はいかんだろって思いました。
Posted by ブクログ
あまりにも面白くて何度も読み返しました。
強く朱るくたくましく!
前に前に常に笑いながら頑張って生きるくこちゃんが愛おしくてたまりません。
1巻はくこちゃんが恋し始め……な予感はありますが、それぞれのキャラクターをみせることで終わってます。それでも面白い!
今までのななじさんの漫画も面白かったですが、個人的にはこの話が1番好きです。
胸にぐっときます。
あと、描かれている街がとてもきれいで。
神戸一度も行ったことないのですが行きたくなりました!
続きが気になります。
Posted by ブクログ
先日異人館巡りしてきました。んで、神戸北野美術館見てきました。そこに飾ってあった「あるいとう」。「パフェちっく!」の作者さんが描いたそうで、興味があったので読んでみた。
言い方はどういえばいいんだろう?はじめは「あるいとう(さん)」という意味で、主人公の女の子の苗字がいとうなのかな?と思ったけど…「歩いとう(歩いているの意味)」ということなのかな?
震災で母親を失ったくこが、人と触れ合うなかで「笑いは伝染する」ということを悟り、常に笑顔でいることで自分の弱さや醜さ狡さを隠して距離を置いて人と接しているのを見ると、なんだか可哀想に思えるのは気のせい?父親にも自分の弱さを見せずに自立しようと頑張るのは見てて痛々しいなあ。でも周りの人達が少しずつ違うっていうのを気づかせてくれるのに期待。まあ、それよりも父ちゃんもうちょい甘えさせてやれよと思う。
・好きな人の全部が好きなんて、嫌なところを見ようとしてないんじゃないの?
・有名と一緒にいると駄目でもいいって思える。くこといると駄目な自分が惨めに思えてくる
・こうあろうとするのはいいけど、こうあってほしいと思われるのはしんどい
・自分が笑っていてと言われるのはしんどいのに桜ちゃんには笑っていてほしいって思う
この4つは読んでいて共感した。
これからくこは自分のドロドロした中身と向き合っていくことになるんだろうなあ~
そして舞台は2010年なので、これから東日本大震災のことも取り上げるんだろうなあ~
どうなるんだろうな。
あと3巻に載ってた読み切り「せんぱい」「まなみ」はすんごく好みだった!!