あらすじ
4パーセントの人だけが変わり続ける。
殻を破ることができるすべてのプロフェッショナル、
次世代リーダーに捧げる究極のビジネスバイブル!
これからの時代に求められるのは、
流行りのスキルを追いかけて自分をすり減らすことではなく、
物事の本質をつかみ、環境の変化に合わせてスキルをアレンジする力。
本書では「時間」、「思考」、「感性」、さらに「直感」に関するものを中心に、
実際の仕事の場から生まれ、実践を経て磨かれた67の技術を紹介。
本書で紹介するデザインシート、運営シート、進捗管理シート、
人生周期表のフォーマットも収録。
【目次より】
■第1章 1.4倍で時間を見積もる
■第2章 時間と感情のロスを減らす
■第3章 チームをマネジメントする
■第4章 感性でリスクを察知する
■第5章 組織のムダを改革する
■第6章 個人の能力を最大化する
■第7章 時代の潮流をつかむ
■第8章 未来のつくり方を考える
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Posted by ブクログ
チェック項目13箇所。変化の激しい時代に求められているのは、本質をつかむ力です、物事の本質をつかみ、環境の変化に合わせてスキルをアレンジしていけば、従来のようにスキルの陳腐化に悩んだり、流行りのスキルを追いかけて自分をすり減らすこともなくなります。仕事のスケジュールは勝手に延びます、仕事が想定より遅れてしまうのは、仕事の遅さではなく、そもそもの見積もりに問題があるからです。8時間分の仕事でギッチリ埋めるのではなく、5,5時間分の仕事でスケジュールを組みます、これなら何らかのリスクイベントが発現しても、5,5時間×1,4倍=7,7時間で仕事が片付きます。私たちは自分の考えを、モジやコトバという共通のツールに置き換えて相手に伝達していることになります、ミスが起こりやすいのは、頭の中をコトバに変換するときです、自分の考えをコトバに置き換えるプロセスで情報に歪みが生じて、間違ったカタチで相手に伝わってしまうのです。変換ミスを防ぐために意識してほしいことが一つあります、それはコミュニケーションに形容詞を使わないことです、仕事上のコミュニケーションには、お互いが共通の単位として使えるコトバを用いることが必要です(具体的な数字)。仕事において必要なのは、分担作業ではなくチーム作業です、形式的まとまりの状態から、有機的なつながりの状態へ、それによってはじめて、個々の力の寄せ集め以上のことを成し得るのです。モラルは私たちが目指すべき中心点です、中心に近ければモラルが高く、同心円状に離れていくほどモラルは低くなります、ルールは、モラルからこれ以上離れてはいけないという限界を示す境界線です、ルールは、守るか守らないか、一線を越えたらアウトです。悪いのは社員の草食化ではなく、草食化した社員をマネジメントできないあなたのほうです、草食社員は危険を避け、安住の地を求めることを好みます、一方肉食社員は茂みに分け入ってでも、大きな獲物を探します。一を教えるなら、自分は10を知る、それにより、自分も一段上の高みに到達することができます。人脈づくりで大切なのは、受けの姿勢です、身を低くすればするほど、人脈が集まります。いま大切なのは、守りの時代においても攻めの姿勢を忘れないことです。経験は、自分で汗をかかないと手に入りません、お金を積んでも、人から経験を譲ってもらうことはできないし、借りることもできません。