あらすじ
4パーセントの人だけが変わり続ける。
殻を破ることができるすべてのプロフェッショナル、
次世代リーダーに捧げる究極のビジネスバイブル!
これからの時代に求められるのは、
流行りのスキルを追いかけて自分をすり減らすことではなく、
物事の本質をつかみ、環境の変化に合わせてスキルをアレンジする力。
本書では「時間」、「思考」、「感性」、さらに「直感」に関するものを中心に、
実際の仕事の場から生まれ、実践を経て磨かれた67の技術を紹介。
本書で紹介するデザインシート、運営シート、進捗管理シート、
人生周期表のフォーマットも収録。
【目次より】
■第1章 1.4倍で時間を見積もる
■第2章 時間と感情のロスを減らす
■第3章 チームをマネジメントする
■第4章 感性でリスクを察知する
■第5章 組織のムダを改革する
■第6章 個人の能力を最大化する
■第7章 時代の潮流をつかむ
■第8章 未来のつくり方を考える
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
仕事をする上で、身につけておいた方が良い、概念的なものが並べられた一冊。ここにあるような発想を知っていれば、壁にぶち当たったときに役に立つこともあるだろう。
Posted by ブクログ
”時間×思考×直感”の67の技術、これを鍛えるべしー!
ビジネスマンにとっては必須のスキルや考え方が定義されていて、読みやすく共感あり、実践しやすい良本です。
Posted by ブクログ
縦軸に自己満足、横軸に他人満足
右上が理想、右下はストレス、左上は迷惑、左下はムダ
自分にとって満足な仕事をする時間と不満な仕事をする時間、他人にとって満足な仕事と不満な仕事。両方の満足が重なる理想の時間をいかに増やすか。
縦軸に、目的と手段。横軸に達人と新人
右上が暗示的、右下が指示的、左上が教示的、左下が明示的
指示には4つの種類がある。手段まで具体的に示す「明示的」指示か、手段については相手に選択と判断を委ね、目的のみを示す「暗示的」指示か、クリエイティブな仕事の場合は、明示→教示→暗示と進むのが、教える側にとって時間のロスがもっとも少ない。
縦軸に個人力、横軸に組織力
右上はチーム作業、右下は分担作業、左上は個別作業、左下は役立たず。
マニュアルは障害があったときに動けなくなる、ガイドラインなら、暗闇で音がするようなもの、自発性を育てる
10を知り、1を教える
理解には3つの段階がある
言語的理解、抽象的理解、体系的理解
未知の領域を理解する
情報の領域には、既知、無知、未知の3つがある
本当に大切なのは、未知の情報の把握。リスクは未知の領域から、いきなり表面化する
海陸両用の生き方を目指す
下層の欲求はリアルで満たし、上層の欲求はネットで満たすことが最適なバランスだと考える人もいるが、危うさを感じます。
人脈でやりとりされるのは、その人の持つファンクションです。リソースは、ファンクションを実現するための手段です。相手が求めているのはファンクションであり、リソースを直接的に求めているのではありません。
1980年代は「多様な生活や経済活動に対応できる国づくり」これらは物量がピークに達して、精神的な豊かさに視点が移ってきたことを示しています。
将来を見据えて行動するのは「プロアクティブ」ですが、現状に対応するのは「リアクティブ」です。経営者に求められるのは、プロアクティブな経営です。しかし実際はリアクティブに終始して、その姿勢をプロアクティブだと勘違いしているケースが多いのです。
Posted by ブクログ
自分か心がけてきたこと、今まさに考えていることがシンプルにまとめられているようで、すらすらと読むことができた。イノベーションとは特別なものではないが、起こすべき行動が他だ場当たり的では起こらない。
仕事をがむしゃらにやって来た人ほど立ち止まって読んでほしい。
Posted by ブクログ
時間管理、名刺管理、無駄な会議の整理の仕方など、普段あまり気にしていないことについて独自の切り口を説明してくれる本です。
あまり他には無いポイントをついていて意外と面白かったです。
Posted by ブクログ
ファンクショナルアプローチの横田さんが贈る、ビジネスマンへの自己改革の勧め。最初はライフハック的な仕事のスキルから入り、最後は生き方ににまで踏み込んでくる。ライフハック的なところでは、1.4倍で見積もるというのが参考になった。途中では感性を磨く1.5秒トレーニングに心を奪われ、ネットとリアルについての関係について考えさせられるとともに、未来に向けたゼロベース思考を再度学んだ。
Posted by ブクログ
個人、組織の生産性をアップさせるスキルをじかん、思考、感性の3つの観点から具体的に紹介している。
私はヒラ社員なので、個人のスキルを実行計画に落とし込んだ。
⚪︎時間→1.4倍で計画を見積もる
ポモロードテクニックの活用(25分仕事、5分休憩)
⚪︎思考→知的熟成時間を確保するために、仕事はとりあえずひとかじりする。
⚪︎感性→0.5秒トレーニング(0.5秒で右脳判断、そのご左脳で検証)
最後に、後書きに書いている下記フレーズが印象に残った
受講者100人にスキルを伝えたら、行動するのは20人、継続し、自分のものにするのは4人。
行動&継続は大切だ!
Posted by ブクログ
ビジネススキル本として実践的かつ有用。文章も平易で読みやすい。難しい専門用語が使われていることもないので、分かりやすい。
だからと言って、ビジネスパーソンであれば誰にでも良いかと言うと、実は読み手に対してスキルもある程度必要であり、新入社員が本書を読んでいきなり理解できるかと言うと、それは難しいそうだ。これからリーダーになる人や、今リーダーとして活躍している人、ビジネスの最前線で活躍している人にとっては、ある程度体系化された知識を得ることができて良い。後は実践するかどうかの問題。
Posted by ブクログ
・リスク、ハザード、突発仕事により計画の1.4倍時間が掛かる
・難しい仕事はかじりそして寝かせる
寝かせることで考えをとめない
・ルール、マニュアルよりモラルを重視して仕事をする。
・
Posted by ブクログ
この本のようなコンサルタントの人が書く、今までの知識をぶつける本が最近の好み。
読んでるときの感覚が、飲み屋とかで語られてるような感じ。
ただ、参考文献は明示してほしいわ。オリジナルとそれ以外はちゃんと分離してくれ。
Posted by ブクログ
内容が盛り沢山で消化不良気味・・・。
メモった内容の一部下
・多くの人が見逃す変化に違和感を抱けるか
・0.5秒で判断。感性で判断して知性で検証
・積み重ねた時間の分、未来を見通すことができる
Posted by ブクログ
何か仕事のヒントが一つでもあれば、程度の期待で読んでみたが良いことが色々と書いてあったので満足。
ただ、問題分析は全くその通りだと思うが、後半になるほど対策の抽象化が顕著になる印象。仕方ないとは思うし、考え方を示唆する狙いなのだろう。
Posted by ブクログ
チェック項目13箇所。変化の激しい時代に求められているのは、本質をつかむ力です、物事の本質をつかみ、環境の変化に合わせてスキルをアレンジしていけば、従来のようにスキルの陳腐化に悩んだり、流行りのスキルを追いかけて自分をすり減らすこともなくなります。仕事のスケジュールは勝手に延びます、仕事が想定より遅れてしまうのは、仕事の遅さではなく、そもそもの見積もりに問題があるからです。8時間分の仕事でギッチリ埋めるのではなく、5,5時間分の仕事でスケジュールを組みます、これなら何らかのリスクイベントが発現しても、5,5時間×1,4倍=7,7時間で仕事が片付きます。私たちは自分の考えを、モジやコトバという共通のツールに置き換えて相手に伝達していることになります、ミスが起こりやすいのは、頭の中をコトバに変換するときです、自分の考えをコトバに置き換えるプロセスで情報に歪みが生じて、間違ったカタチで相手に伝わってしまうのです。変換ミスを防ぐために意識してほしいことが一つあります、それはコミュニケーションに形容詞を使わないことです、仕事上のコミュニケーションには、お互いが共通の単位として使えるコトバを用いることが必要です(具体的な数字)。仕事において必要なのは、分担作業ではなくチーム作業です、形式的まとまりの状態から、有機的なつながりの状態へ、それによってはじめて、個々の力の寄せ集め以上のことを成し得るのです。モラルは私たちが目指すべき中心点です、中心に近ければモラルが高く、同心円状に離れていくほどモラルは低くなります、ルールは、モラルからこれ以上離れてはいけないという限界を示す境界線です、ルールは、守るか守らないか、一線を越えたらアウトです。悪いのは社員の草食化ではなく、草食化した社員をマネジメントできないあなたのほうです、草食社員は危険を避け、安住の地を求めることを好みます、一方肉食社員は茂みに分け入ってでも、大きな獲物を探します。一を教えるなら、自分は10を知る、それにより、自分も一段上の高みに到達することができます。人脈づくりで大切なのは、受けの姿勢です、身を低くすればするほど、人脈が集まります。いま大切なのは、守りの時代においても攻めの姿勢を忘れないことです。経験は、自分で汗をかかないと手に入りません、お金を積んでも、人から経験を譲ってもらうことはできないし、借りることもできません。
Posted by ブクログ
これからのビジネス社会を生きる上でのスキルについて。
67個のスキルが紹介されているが、本質的には
・時間の使い方…量から質へ
・思考のベクトル…過去から未来へ
・本質をとらえる力…知性から感性へ
この基本的な考え方を身につけることを目的としている。
個々のスキルにはすぐに実践に移せそうなもの、そうでないもの勿論あるし説明不足なものもある。だが、著者が唱える身につけるべきビジネススキルの本質部分については納得感があるので、それに根差したこれらのスキルをまずは一つ二つ取り入れて、その本質に近づくことにチャレンジしたいもの。
改めて自分の仕事に対する姿勢を批判的に捉える触媒として。
Posted by ブクログ
・感性で決め、知性で測り、理性で示す。
→知性は知識によって厚みを増し、理性は訓練によって鍛えられ、感性は経験によって磨かれる。 イマジネーションにより、未来を見通す。
・計画には、0.4倍の時間ロスを折り込む。
・思考を寝かせて、知的熟成を待つ。
・新人には明示し、達人には暗示する。
・根回しは、相手が枯れないように配慮する為に行う。
・既知、無知、未知 三つの領域。
・過去、現在、未来 の判断基準で人脈を考える。
・知識はお金で、経験は時間で買う。
・意識、行動の先、察知、想像、発見でセレンディピティを。
Posted by ブクログ
よくあるビジネススキル本かと思いきや、直感に響く説明がなされており、良い本でした。
知性で検証、のフレーズはまさに我が意を得たりの思いでした。
ただ、後半は、この手の本にありがちな、著者の独り善がりな説明といった印象を受けるところもあったのが惜しいところです。
Posted by ブクログ
過去からの未来ではなく、未来そのものをどうやって見るべきか、と言う本。
感性で決め、知性で測定・検証すべきで、その逆ではない。
感性を磨くには、直感=反射を磨く必要がある。
ま、思考も「過去のデータに対する反射」に過ぎないし、論理的と言うのも、「他人と共有できる反射」でしかない。
初動に肝心なのは勘と言うのが、人間的でよいですね。
ちなみに、動物的勘は、過去経験への舜速的反射であって、極めて過去ベースな判断であるというのが、いま私が納得している考え方なので、あまり未来に結びつくものではないと考えています。
Posted by ブクログ
ビジネススキルをただ学ぶだけではなく、自分なりにアレンジしてアウトプットしていくことが重要という、前提のもと筆者がアレンジを加えたビジネススキルが書いてある。
アレンジと言ってもデータから導き出したアレンジスキルなので、根拠がなかったり、主観的なものばかりではない。
スキルを知識として広く知っておくのに、いい本だと思う。
Posted by ブクログ
ビジネス的なマインドを構造的に説明があり、わかりやすかったです。
考え方の引き出しとしては有効だと思いましたが、実務に即反映し転換していけるような内容は少なく思いました。
ただ、図解などで考え方が構造化されている本はなかなか見たことがないので、非常にわかりやすかったです。
Posted by ブクログ
目次を見て、見たことない内容だなと思った方にとってはいい本だと思います。一方で、他の書籍などで仕事術などをいろいろと読んだことのある人にとってはちょっと物足りないと言う感じのないようだと思う。入社して2~3年くらいの人が読むのがちょうど良いかもしれない。
Posted by ブクログ
ビジネスに役立つスキル、というかちょっとした知恵をまとめた本。67もあるが、全てが全て斬新というわけでもなく見慣れた内容も多く含む。とはいえ、毎日これらが実施出来ているかといえばそうではない。特に気をつけておく点をいくつかをピックアップして、それらは時々振り返るとよいかもしれない
特にゼロベースでの思考とトレンド思考の根本的な違いはなるほどと感じた。
<メモ>
・会議の機能を数値化して見直す
・データに頼った判断を辞める。6割の情報で判断する
・名刺管理。不要な人脈は捨てる
・アウトプットは常にインプットで割る
・知識はお金で経験は時間で買う
・企業の経営は方針決定と事業の管理に二分される
これらはイコールではない
・感性で決め、知性で測り、理性で示す
知性は過去(管理者)、理性は現在(作業者)、完成は未来(経営者)を意味する
・目標はゼロベース思考で設定する。
過去の延長、トレンド思考は過去に縛られてしまう
以上
Posted by ブクログ
仕事術や時間管理の本を読んで、実行に移す。
でも時間が経つと、サボってしまう。
そんな、ついつい楽な方向に流れてしまう自分を、自覚しています。
ゆるんだネジを巻きなおすために、仕事術や時間管理の本はコンスタントに読むようにしています。
ということで、この一冊。
VA(Value Engineering)をベースに、企業の経営効率を改善する、コンサルタントによるビジネス書です。
時間管理から始まり、組織管理へと展開していきます。
その中で「リスクを察知するには感性が必要」という視点が加えられているのが、本著の特徴かと思います。
自分自身は、個人としての能率向上の部分に注目していたので、「仕事には想定の1.4倍の時間がかかる」「”寝かせる”時間を確保するために、マルチタスク化する」といったあたりが特に、参考になりました。
感性と知性を使い分ける。
今の自分の判断はどちらによるものなのかを自覚して、足りない一方を強化するように、心がけていきたいと思います。
Posted by ブクログ
「ファンクショナル・アプローチ」で有名な著者による仕事術本。具体的なノウハウもあれば、心構えのようなものも含め、67のスキルが紹介されている。