【感想・ネタバレ】BOXBOXBOXBOXのレビュー

あらすじ

宅配所に流れる箱を仕分ける安(あん)。ある箱の中身を見た瞬間から次々に箱が消えていって――顔なき作業員たちの倦怠と衝動を描くベルトコンベア・サスペンス。第62回文藝賞受賞。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

人間が徐々に人間性を失っていく様子のリアリティが凄まじい。
コンビニ人間にも通じるような、人間の隠された一面的な描き方がとっても面白かった。

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2026年04月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

終始濃霧に包まれる謎の宅配センターの中で話が進む。
映画「ラストマイル」や「ノマドランド」の配送センターを思い浮かべながら読み進めた。
主要登場人物4人の心情描写が圧巻だった。
ものすごく不思議な世界だけど読むのをやめられない。単純作業で精神崩壊していく危険...
対象は高校生以上でしょうか。
満足の一冊!

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2026年03月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

芥川賞候補作の中で一番おもしろそうだったので読んだ。
四人の登場人物の視点が次々に入れ替わり、時に交わり、或いは全員の立場を冷笑的に俯瞰しながら、何も起こらないままの労働を続けている。彼ら彼女らは全員、それぞれに全く異なるバックグラウンドを持つ人間であるはずなのだが、彼らの個性は極限まで捨象され、誰ひとりに感情移入することも出来ない。
最初に読んだ時、属性に応じた一人称や口調の区切りが一切なされていないことに戸惑いを覚えた。登場人物全員の属性を把握して尚、今だれの視点に立っているのか分からなくなることがしばしば起こった。
彼らは本質的に何者でもないと同時にあらゆる人間であり、全く異なる存在でありながら全く同一の存在である。霧の中にある彼らの輪郭は常に漠然としているからこそ惹かれ、はっきりと自我を持った瞬間彼らへの興味は消え失せる。箱の中の荷物を覗くことと同じである。

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2026年03月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

芥川賞候補作

主語がいきなり変わって、あれ?となった。
箱の中身が気になり、中身を盗むことが常習化してしまうことに、なんでそんなことしちゃうの?って思ったけど、単純作業をずーっとしていると、人間どこか狂ってくるのかな?ハラハラしてすぐに読み終わってしまった。

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2026年03月04日

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