感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
5年後とかマジでびっくりだわ。大きくなったアシタバくんとかあんまり見たくなかったかも…。
というところはさておいて、最後までパンチ力に欠けたままの終了でしたね。キャラクターがみんないい子、いい人すぎて、アクがないんです。イイハナシダナーで終わり。それ以上でもそれ以下でもない。
だからそのうちアクの強いキャラクターが出てきて色々このいい子いい人たちをひっかきまわして面白くなるんじゃなかろうかと思ったら、そうならないまま終わってしまった…。
キャラクターそのものはみんなとても個性的でかわいいです。
大人組はそうでもないけど、子供組のかわいさは高いです。大人組では8巻で登場したカウンセラーがお気に入りでした。
基本的にいい人しか登場しない保健室の死神なので、当然このカウンセラーも毒舌だけどいい人でした。
あと、私は幼女な外見だけど大人なキャラが好きなので、三途川先生も激ツボですね。
1話完結の多い、短編型で進むので読みやすい+登場人物たちがみんな良い子なので心が荒まない+絵が上手。男性受けするかどうかよくわかりませんが。
Posted by ブクログ
途中からジャンプを読まなくなってしまったので展開が分からずにおり、偶然読む機会に恵まれたので読んでみました。
ハデス先生が何故冷血(クルエル)に罹ったのか、という過去。回顧。
『ふつう』っていったいなんなのだろう。『完璧』っていったいなんなのだろう。
それは永遠のテーマだ、と。
荊真理也さんの持ちうる『神愛(アガペ)』は紙面にもあるとおり「確認できたことのない愛のひとつ」である。おのおのの持つ相手を思い遣る又は自分を思い遣るという行為が相手又は自分にふりかかる。結局人間は妬み嫉みで独りよがりで滑稽でとても愛おしい。
自分と、他人と向かい合うこと。コンプレックスはだれもが持ちうるもので、それは自分次第であるということ。
アシタバくんだけが唯一罹人にならなかったのは、自分を持っているからなのかな、なんて。