【感想・ネタバレ】管理職を全廃しました 社員全員が自走する「ティール型組織」のレビュー

あらすじ

世界で唯一、ティール型組織で上場したネットプロテクションズの集合知経営

社長が「何もしない」でいること
それが最高のマネジメント!

「なぜ社員は自走しないのか」。商社時代の挫折と創業後の軋轢に苦しんだ著者が、全社員との激論の末たどり着いた答え。それが指示・管理職をなくし、全員が自律的に動く「ティール型組織」だった。社員の幸福度が会社の成長エンジンとなり上場まで果たした、世界でも稀有な組織づくりとそのノウハウを全公開。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

組織づくりの理想系として、とても参考になりました。
どの企業も「自主的に」「楽しく」働きたいという理想は持っているものの、現実的にはトップダウンだったり、懲罰・脅しの観点でのマネージメントによる主体性を低減させていくやり方になってしまっているのが現状です。また、上場企業は年々短期目線の業績を求められる側面もあり、働くことの息苦しさを覚えたりもします。
ティール型組織は、トップの強い意志と自分を律して行動し続ける部分が成功の大部分を占めているなと思いました。柴田さんは前職での苦い経験があったからこそこの意志と継続力で実行できたのだと想像し、とても素晴らしいと思いました。

0
2026年04月25日

Posted by ブクログ

近年、「ティール型組織」や自律分散型の組織運営は理想論として語られることもあるように思います。しかし、本書で紹介されているネットプロテクションズでは、実際に管理職を廃止しながら組織を運営しているとのこと。

印象に残ったのは、単に管理職をなくしたわけではない点。権限移譲を進める一方で、社員が同じ方向を向いて判断できるように価値観や判断基準を共有し、従来マネージャーが担っていた役割を補う制度や仕組みを整えていることが紹介されています。管理職廃止という大胆な施策の裏には、地道な工夫の積み重ねがあったのですね。

また、その根底には組織の理念や目標を浸透させるためのコミュニケーションがあるように感じました。そして、その考え方に共感できる人材を採用することも重要なのだと思います。

この本で紹介されている内容は、どの企業でも簡単に再現できるものではありませんし、理想論に見える部分もあります。しかし、難しいからといってトップダウンしか選択肢がないと決めつけるのではなく、より良い組織を目指して試行錯誤する姿勢そのものに価値があるのだと思います。

0
2026年06月07日

「ビジネス・経済」ランキング