あらすじ
救いか、殺人か。
世界的権威の名医による6件の安楽死――
凶行の裏に何が?
魂を揺さぶる社会派ミステリー!
その日、速水哲平は食い入るようにテレビのニュースを見ていた。世界的権威である脳神経外科医・大道寺が殺人罪で逮捕されたのだ。彼は三ヶ月ほど前から立て続けに六件の安楽死を行い、そのうちの一人は速水の最愛の妹だった。なぜ妹は標的になったのか?〝神の手〟を持つと言われた男は、なぜ突如悪魔と化したのか。真相を探ろうとする速水だが、事件は予想もしなかった展開を見せ……。傑作医療ミステリー!
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Posted by ブクログ
安楽死について深く考えさせられる作品でした。
様々な登場人物が出てくる中でその人物の数だけ安楽死に対する視点があり、読み進めながら私自身も考え方が転々としてしまいました。
作中、事前に説明をされていたら妹への安楽死の考え方も変わっていたかもしれないという趣旨の言葉がありましたが、永遠の絶望を知った状態で無理やり生き延ばすことと、人を死に追いやるということを天秤にかけること自体本当に難しいことで、たくさんの意見がある中で安楽死に対する問題は消えないなと思いました。
事件がどんどん明らかになっていく展開の面白さと、1つの問題に大して考えさせられるようなストーリーにすごく惹き込まれました。面白かったです。
Posted by ブクログ
よかった。賛成派と反対派の中立の視点で描かれてたと思う。私は安楽死反対派なので、明確に反対派の意見を書いてほしかったなと思った。キャラクター達は安楽死を個人的な感情でしか論じてなかったので、テーマを浅く掘り下げてる感じがした。ストーリーはとても良いです。私は大道寺も星名も明確な悪だと思うよ。