あらすじ
食べながら仕事は効率的?緊急と重要な仕事、どちらから手をつけるべき?外科医×病理医×MBA×企業再生コンサルタント×経営者の著者が明かす、多忙でマルチタスクを抱え、いつも追われているビジネスパーソンのための、優先順位のつけ方、マルチタスクのこなし方、自分とチームのパフォーマンスを最大化させる方法。
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Posted by ブクログ
チェック項目17箇所。どれも重要でどれも優先度が高くて、失敗は許されない、しかも同時多発的で飛び込んでくる仕事です、さて、いったいどうすればいいのでしょうか? ①すべての仕事に優先順位をつける、ただし「常に変動するもの」とする、②「いざ!」というときに最大のパフォーマンスが出せるよう、あらゆる準備をしておく、③ミスや失敗を未然に防ぎ、「ばらつき」を極力なくす方法を身につける。「最優先」が新しく入ってきたときに、何を後回しにするのか、この判断を行う際にもやはり「優先順位」が必要になってくるのです。仕事において、一定の質を保つことが、最も重視されます。いつ不測の事態や想定外の仕事が飛び込んでくるかわかりません、だからこそ、「大皿」だけは何としてでも「体力・脳力があるうちにやり切る」という姿勢が大事なのです。ある課題に対して、考えられる解決策をできるだけ挙げる、そこで可能性の少ないものから除外し、最後に残ったいつくかに精力を費やして精度を上げていくという考え方です、最初から「当たり」を探さないのです。ビジネスシーンでも優先すべきは「わからないことを、わからないと伝える」ことだと思います。手抜き3原則……①仕事のボールを持っているときは手を抜かない、②ルーチンワークのときは極力手を抜く、③食事中と布団の中では完全に手を抜く。行動パターンを真似ると、その人の生活リズムがわかり、一緒に時間を過ごすチャンスが増えます。「患者さんは一日中、医者を待っている。会うと安心して笑顔になる。朝メシは笑顔の後に食ったほうが美味しいだろ」。プレゼン……「美奈さん」を探す、笑顔の人を「美奈さん」と呼ぶようにしています。デスクの上は白紙にしておくことが、最も仕事を始めやすいのです。長い橋、車が少ない広い道、大きな建物のエントランス、天井がない、または高いところ、想像力の天井も広がるような気がします。追い抜くときは相手の右から、左に心臓があるので人は無意識かで左を警戒すると言われている。外出する用事をわざと作ってでも、作業中の資料を持って近くの公園で歩きながらの「一人ブレスト」をしてみて下さい。「ミスは無罪、ミスを隠すのは大罪」。原則的に、人間は同時期に2つのことを一緒にできません。まずはソク・ホウ・レン・ソウしてから家に帰ってお風呂の中でゆっくり悩めば良いのです。