あらすじ
苦しみに満ちた人生をどう受け入れ、どう生き抜くか。出世や富では満たされない心の空虚に向き合い「偽りの幸福」を手放すことで「真の幸福」を見出すための30の考え方をショーペンハウアーの哲学から学ぶ自己啓発書。韓国では50万部を超えるベストセラーとなり「ショーペンハウアーブーム」の火付け役となった。
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Posted by ブクログ
絶望名人ショーペンハウアーの哲学を現代社会に当てはめて分かりやすく解説されている素敵な本です。
著者はどうやら韓国人の方で、日本よりも色々な意味で苛烈な社会を生き抜かれているご様子。
著者のご年齢も相まって「40代では〜」と節々に描かれていますが、20代かもっと早くショーペンハウアーの提唱する一つの真理に気づくためにも、少しでもこの社会で生きることに思い悩んだ人は読むべきです。
決して悲観的で退廃的ではなく、建設的な内容です。ビジネス本のように章ごとにテーマがあり、コンパクトにまとめられているのでバリバリのビジネスマンにもおすすめかも。
もっと早く出会いたかった、そんな一冊になるはずです。
装幀も素敵。
Posted by ブクログ
本書の中でも触れられている”40代”を目前にした自分にとって、とても親近感のわく内容だった。この本を知る前から今後の生き方、特に社会での生き方について考えるところ、思うところがあり、自身の理論や哲学に関して科学していくことが重要なのではないかと考えていただけにすごく学びある一冊だった。この中でも語られているがただ読むだけでは意味がなく、自分に落とし込むことが重要だと思うし、また実際に読んだだけでは何も解決はしていない。ただそれでも読む価値がとてもあった。読む前から感じたことではあったが、今出会えてよかった一冊。
Posted by ブクログ
求めない練習 絶望の哲学者ショーペンハウアーの幸福論。カン・ヨンス先生の著書。絶望の毎日は求めてしまうから。絶望の毎日から解放されるためには求めないこと。絶望を絶望を思わないこと。絶望を絶望を思うから絶望になる。何も求めない。そこから絶望が希望に変わる。
Posted by ブクログ
ドイツの哲学者ショーペンハウアーの幸福論を、韓国の哲学者が分かりやすく解説しています。
哲学、と聞くと難しそうですが、この本はそんなことはありませんでした。
人生の教訓がたくさん詰まっています。
Posted by ブクログ
面白かった。ちょっと結婚うんぬんの話は受け入れられなかったが、それ以外は現代でもすごく納得できる話だった。
まだ40代ではないけど、40代になったときにもう一度読みたい。幸せになる!というより、苦痛を無くす方に意識を向けたい。
Posted by ブクログ
考え方として、なるほど、、と納得できることは多くある。が、だからといってどうすればいいのかは自分でひとりで考えなさい、という距離感の本に感じた。(ただ、その点も、自分の大切なことは自分の中からしか出てこないという教えと矛盾がなくて良いなという気もする。)
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今日は休日で予定がなかった。ひとりで手帳を書いたり読書したりして過ごし、夕方に持て余した時間、晴れていたので散歩した。考えてもどうしようも無いことが気になってしまうので、気を晴らしたくて外をあてもなく歩いていた。
斜めにのびる自分の影をみて、ああ存在しているな、と思った、、がネガティブなムードに引っ張られたのか、形としては存在してるけど私の中身の輪郭がわからない気がして、なんとも寂しい気持ちになった。
それで私は、誰かに連絡してしまいたくなった。
が、こういうときに連絡したとてあまり良いことがないのを知っているし、何よりこういうときに人を求めるのはただ自分として生きることから逃げている気がする。
救いを求めて本屋に入り、彷徨って目に入ったのがこの本だった。
本著のなかの人間関係の項目
23「価値ある人生をおくるためにひとりでいられる力をもつ」にはそんな私にぴったりの記述があった。
p218
「人間が誰かと会うのは孤独に耐える能力がないからだ。正確には、孤独な時間を生産的に活用できない無能力、内面の空虚さや倦怠感のせいである。
このようなときに他人と関わるのは、自分の孤独にひとりで向き合うのが怖くて、そこから逃げているのだ。」
いやそれ、さっき思ったこと!!!
と思った。
(プラス、
いや、生産的である必要はないけど、孤独でいると、自分の輪郭がわからなくなってきて、自分のことをわかってくれてるひとと一緒に過ごしたり、誰かと対話することで自分というかたちを再認識したくなるんだよなあ、と思った。)
こういうときに群れても逃げてるだけ、というのは分かってる、でもなんだかこう苦しいんだよーー!
と思ったが
p220
「だからひとりでいられる力をつけるため、思考と知恵を豊かに育てる必要があるのだ。」
でこの項目の記述は締めくくられてしまった。
正直、私がひとりでいられるには、
この時々起こる得も言えぬ孤独の不安を打破する必要がある。
それって、確たる自分を自分のなかに持つってことだと思うけど、それって何をもって自分を持てたと思えるんだろう、、。と思った。