あらすじ
苦しみに満ちた人生をどう受け入れ、どう生き抜くか。出世や富では満たされない心の空虚に向き合い「偽りの幸福」を手放すことで「真の幸福」を見出すための30の考え方をショーペンハウアーの哲学から学ぶ自己啓発書。韓国では50万部を超えるベストセラーとなり「ショーペンハウアーブーム」の火付け役となった。
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Posted by ブクログ
人生は苦痛の連続である理由は、生き残ろうとする身体の欲望であり、生への意志である。特に生殖は、死を超えて永遠の生への欲望を実現するところにある。ある欲望に対して欠乏すると苦痛、過剰だと退屈になり、満たされたとしても別の欲望が湧き上がる。だから欲望を満たすのではなく、苦悩を減らす知恵が必要だ。つまり幸福とは「この世の苦悩をどのように見つめるか」にある。
人間のあらゆる不幸は、ひとりではいられないことから始まる。孤独と社交性は対立するもの。知的能力が低い人であるほど、誰かと一緒にいようとする。孤独は偉大な人間の特性であり、人間本来の姿に近い。
そもそも他人と自分が完全に一つになることは不可能だ。しかし自分自身とだけは唯一、完全な融和が可能である。だから、心の平和と幸福は、自分の孤独のなかでのみ生まれる。
「孤独はあなたの本当の姿を見せてくれる友」という考え方に痺れた。
人格が観点を作り、観点が世界をつくる。
幸福の真の条件は客観的な外部に求めるものではなく、自分の内部の主観的条件から求めるべき。
賢明に生き、品格を積み、教養を持って年を重ねるには、何よりも読書と思索、そして絶え間ない自己洞察が必要だ。