あらすじ
恋した相手は、100年前の幽霊(ゴースト)?
骨董品店を営むハリエットのもとに現れた“クリスマスの精霊”を名乗るノーラン。
ハンサムで不愛想な彼との時空の旅は思わぬ奇跡を呼び――
骨董品店を営むハリエットは、1年で一番好きな季節の始まりに心躍らせていた。
ところが今年はなぜだか不運続き。
おまけにその夜、クリスマスの精霊を名乗る怪しげな男がいきなり現れる始末。
やたらとハンサムなその男は、過去の記憶を巡り、彼女の運命を変えるという任務を受けやって来たという。
疑いの目を向けるハリエットだったが、彼の手に触れた瞬間、時空を超える不思議な旅が始まり――
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
切なく残酷だけど、温かく優しく、とにかく甘いロマンス小説。
今を生きるハリエットと、クリスマスの精霊ノーランとのラブロマンスとのことで入り込めるだろうか、この厚みを読めるだろうかと思いつつも、読み進めると手を止めることなく一気読みだった。
優しさと勇気と、温かな気持ちを与えてくれる。
また来年のホリデーシーズンに必ず再読したい小説。