あらすじ
突然不治の病の宣告をされた童貞くんの直己。死ぬ前に一度Hをしたい! と、街で偶然出会ったスーツの美形と最高の一夜を過ごす。が、なんと病気は勘違い、しかも就職先の社長が、あの夜の紳士・貴史と分かり…!? ※こちらの電子書籍については、口絵や挿絵は収録しておりません。ご了承ください。
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Posted by ブクログ
自分は不治の病であると思った直己は、22歳にしてH未経験な純情な童貞くんであった。
そのため、「死ぬ前に一度でいいから恋人ごっこを経験したい!」と出会い目的のバーを訪れる。
そこで酔っ払いに絡まれたところを助けてくれたのが、大人な美形リーマン・タカシさん。
そして直己はそのタカシさんと最高の一夜を過ごす。
一夜限りと思い、直己は何も伝えずにタカシの元を去るが、なんと不治の病は直己の勘違いであることがわかる。
しかも、一夜を共に過ごした「タカシさん」は、直己が新たに勤めることになった会社の社長であった。
無邪気に再会を喜ぶ直己であったが、タカシはすっかりその一件で、直己のことをふしだらな尻軽と勘違いしてしまう。
けれど、独占欲から直己の身体を求めてきて……
という話でした。
直己は相当なうっかりさんですがタカシはあらすじで書いてある以上に捻じ曲がっています。
直己のことを尻軽だと思ったのも、直己が純情一途であることを信じられない気持ちも自分の中にあって。
最後は直己がしっかり自分の気持ちを伝えて、ハッピーエンドだったんですが、執拗に直己にいろんなものをあげたがったり、やっぱりどこかちょっとずれている。
なんだかため息をつきたくなるような結末ですが、どっちも不器用で、恋愛未経験だったんだなー……という感じ。
受けが人の気持ちを上手に理解できない攻めに振り回される話がお好きな方にはオススメです!
Posted by ブクログ
思いっきり天然な受の直己ですね。でも気づかなかったことを気づいてしまってからの行動は潔くて好感が持てました。
攻の貴史は仕事はできるかもしれないけど、偏った成長をしちゃったんですね。
破鍋に綴蓋カップルと言わせてもらいます。